ホンダ若者向けスクーター「DJ・1R」 原付スクーター黄金期到来!
1985年、ホンダからは15車種ものスクーターが販売されていました。なかでも「DJ・1」は、若者に向けたスポーツスクーターとして人気のモデルでした。
さまざまな限定車が発売され人気はうなぎ登りに!
80年代ホンダのスポーツスクーターは、「DJ・1」やタクトなどヒット商品に溢れていました。
1985年に登場した「DJ・1」は、当時若者から非常に人気の高かった原付スクーターです。メーカーによる年間販売台計画数は20万台で、発売当時ホンダの原付スクーターラインナップは15車種もありました。
「DJ・1R」は「DJ・1」のタイプ追加モデルとして、最高出力を5.5psから6psに向上させて登場しました。
空冷2サイクルエンジンにワイドレシオのオートマチックを搭載し、力強く、俊敏な走りを発売当時誇っていました。足周りは、前輪サスペンションに低圧エア封入式ダンパーと、軽量ホイールを採用しています。
また、1986年のF1でウィリアムズ・ホンダがコンストラクターズタチャンピオン獲得記念として限定発売された「DJ・1Rウィニングスペシャル」や、黒と白の水玉模様とストライプを組合せたデザインの「ホンダDJ・1R・“ビバユー”エディション」も存在します。
1987年発売「DJ・1R」の価格(当時)は、12万9000円、国内年間販売計画台数は、6万台でした。
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提供:くるまのニュース