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イギリス“MUTT MOTORCYCLES”は日本で成功を収めるか 世界的に流行の兆しをみせる小排気量のカスタムバイクブランド

イギリスのバイクブランド「MUTT MOTORCYCLES(マット・モーターサイクルズ)」が、2019年1月下旬に開催したメディア向け発表会のあと、さまざまなメディアに登場し話題になっています。

低価格でスタイリッシュなバイクを提供するイギリス“MUTT MOTORCYCLES”とは?

 2019年4月より国内販売予定のイギリス“MUTT MOTORCYCLES”の特徴は、カスタムバイクのようなスタイルを新車から楽しめることにあります。

 太めのブロックタイヤ、小さなライト類、フラットで表皮にもこだわったシート、元気のいい排気音など、そのカスタムバイク的ポイントはきりがないほど挙げられます。新車状態からそうしたパーツが装着されているのはもちろん、新車として販売するためにそれらのパーツはすべて一定以上の機能を備えているのです。

2019年4月に販売予定のイギリス“MUTT MOTORCYCLES”製バイク

 ヨーロッパやアメリカでも販売されていることから、ユーロ4と呼ばれる厳しい排出ガス規制をクリアし、また車体の強度を満たすとともに、ブレーキ操作をサポートするABSブレーキも装備されています。

 このイイ雰囲気のカスタムバイク感と新車の安心感が共存している理由は、“MUTT”がバイクメーカーであると同時に、イギリスのカスタムバイク・シーンでハーレーダビッドソンを数多くカスタムしてきた人気のカスタム製作者“ベニー・トーマス”氏がスタートさせたことにあるでしょう。

 前後ホイール&タイヤと車体のバランスやボディライン、さらにはフロントフェンダーを支える繊細で美しいラインのステーまで、カスタムバイクのようなディテールが新車で採用されている理由はそこにあるのです。

バイク製作兼代表取締役のベニー・トーマス氏

 しかも車体価格がグッと抑えられているのも“MUTT”の特徴で、これにはいくつか理由があります。まずはエンジンですが、かつてスズキのバイクを造っていた工場と提携することで、安くて高品質の125cc&250ccエンジンが手に入るのです。

 また、125ccモデルが8バリエーション、250ccモデルが4バリエーションある“MUTT”のモデルラインナップは、メインフレームを共通としながら、排気量別またはモデル別にその他のパーツを変更したり、共通パーツの取付方法を変更したりして各モデルの個性を造り上げています。

 多くの箇所に共通部品を使用することで各パーツの単価が下がり、それらをまとめた車体価格が低く抑えられるのです。しかし、低価格で高品質、それでいてデザイン的に優れたパーツを探し出すのは至難の業のようで、世界中のパーツを調べて取り寄せ、納得のいかない部品は自分たちで作り直したりデザインを変更。それらの積み重ねによって、低価格で格好いい“MUTT”が完成しています。

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