ヤマハの世界戦略モデル2019年型「YZF-R25」はどう変わった?

ヤマハのスーパースポーツモデル「YZF-R25」が、2019年モデルとしてマイナーチェンジしました。2014年の登場以来、若年層に人気の理由はどこにあるのでしょうか?

一般の方に“フンワリ”と伝えたい、バイクの楽しさ面白さ

 ヤマハは2019年3月22日より開催される東京モーターサイクルショー2019で新型の小排気量スーパースポーツ「YZF-R25」を展示します。

ヤマハ「YZF-R25」(2019年)カラーバリエーションは写真左から「マットディープレッドメタリック3」「マットブラック2」「ディープパープリッシュブルーメタリックC」

 2019年3月15日から開催された大阪モーターサイクルショー2019でも披露された新型「YZF-R25」は、2018年で20周年を迎えたヤマハのフラッグシップモデル「YZF-R1」との強いつながりを感じさせるスタイリングが与えられています。

 エアロダイナミクスを追求した新しい外観に、コーナリング旋回時などの良好な接地感に寄与する倒立式フロントサスペンション、視認性の高いフルデジタルメーターなどを装備した新型モデルは、スタイルと走行性能の双方がアップグレードされています。

 新型「YZF-R25」開発陣のなかで商品戦略部に所属する秋田俊祐氏は、今回のマイナーチェンジについて以下のように言います。

「YZF-R25は海外、とくにインドネシアが大きなマーケットとなっていて、現地では本格スポーツモデルとして高い支持を得ています。日本市場においてはエントリー層、若年層に向けたモデルであること、そのコンセプトは登場以来変わっていません。

 今回のマイナーチェンジでは、スポーティなイメージを向上させることで、バイクは知っているけれど所有する、乗るまでに至っていない方々に、“バイクって、なんかいいな”と思ってもらえればと考えています。

 YZF-R25はスポーティな乗り味が魅力のモデルです。実際に乗って“バイクって楽しいな”と感じて頂くことで、すでにお持ちの趣味にバイクを加えて欲しいと思っています。たとえば新社会人で趣味にお金を使える人、カメラやクルマ、SNSなど、自分の時間を趣味に費やすことができる方をターゲットとして想定しています。

 ですから販売価格も、他モデルと比較して飛びぬけて高額にならないよう、現実的なラインで進めました。開発コストとの兼ね合いですね。

 まだバイクへのイメージが“ふんわり”とした方々に訴求するため、高い走行性能を追求することは他のモデルに譲って、YZF-R25は“ふんわり”と、その入り口となる役割も担えると考えています」。

※ ※ ※

「YZF-R25」は2014年の発売以降、レースイメージや優れた性能により海外ユーザーからも高い支持を得ています。メーカーオプションも豊富に用意されている点からも、ヤマハがこの一台に掛ける意気込みが伝わってきます。

 新型「YZF-R25」価格(消費税込)は「YZF-R25」が59万9400円、「YZF-R25 ABS」が64万2600円で、国内年間販売計画台数は両モデル合計6000台です。

【了】

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