ツーリング性能満載! BMW Motorrad「R1250GSアドベンチャー」は欲張りな人に向いている?
BMW Motorradのアドベンチャーバイク「R1250GS Adventure」は、「R1250GS」のオフロード性能を強化し、もっと長い距離の旅を可能にする大型バイクです。
これ以上必要なものはあるのか? 長い旅に最適なパートナー
ツーリングに出かけるとしたら、バイクに求めるものは何があるのでしょうか? 荷物をたくさん積める、身体が疲れにくい、走っていて気持ちがいい、給油の回数が少ない、もちろん見た目もカッコイイ……などでしょうか。
それらすべてを兼ね備え、さらにツーリングを快適にする装備満載のバイクが、BMW Motorrad「R1250GS Adventure(アドベンチャー)」です。
2019年1月に国内発売となった「R1250GSアドベンチャー」は、先に登場した「R1250GS」をベースに、オフロード性能を強化した大型アドベンチャーバイクです。
バイクにまたがったときの乗車姿勢はアップライトで見晴らしが良く、首や腰への負担も感じません。リアキャリアには荷物を積みやすいし、別売りのアルミ製ケースを装着すれば中身は雨にも濡れません。燃料タンクは30リットルと大容量なので、給油のために止まる回数も少なく、大型のウインドスクリーンやカウルのおかげで身体に受ける風圧が少ないため疲労も軽減され、長時間、長距離を走り続けることができます。
そして安全・快適な旅をサポートするため、さまざまな電子制御によって不意なアクシデントを防いでくれたり、走る環境に応じてエンジンやサスペンションの設定を調整し、走る楽しさを満喫させてくれます。それにグリップヒーターまで標準装備されているのです。
といった内容で文句なしのバイクですが、難点を挙げるとすれば、とにかく大きくて重い(278kg~)、そして高価なノリモノだということでしょう。実車を目の前にすると、その大きさと高級感に怖気づくかもしれません。