ラリーマシンのイメージを具現化 ヤマハの新型アドベンチャーバイク「テネレ700」とは?

日本発売予定は2020年夏以降と報じられたヤマハの新型オフロードバイク「テネレ700」。海外で行なわれたメディア向け試乗会に松井勉氏が参加しました。果たしてその乗り味は?

ダカール・ラリーを想像させるアドベンチャーバイク、ついに登場!

 ヤマハの新型オフロードバイク「Tenere700(テネレ700)」を目の前にすると、まずそのデザインの躍動感に惹かれます。

ヤマハ新型「Tenere700(テネレ700)」に乗る筆者(松井勉)

 現在、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)のレギュレーションで行われる「ダカール・ラリー」(毎年1月に南米で開催されるラリーレイド競技)に参加可能な2輪クラスは、排気量が450ccに制限されており、ヤマハはワークス参戦しています。

 そのマシンが持つスピード感やオフロードを疾走するイメージを踏襲し、テネレ700がラリーマシンイメージの血族であることを主張します。とくにLED4灯のヘッドライトが特徴的なフェイス。これは新鮮です。

2019年のダカール・ラリーに参戦するヤマハのラリーマシン「WR450F Rally」(ライダー:X・ソルトレート)

 オフロードバイクらしいディテールとしては、前後2分割にもかかわらず、前から後ろまで一筆書きされたような、フラットに仕立てられたシートです。容量16リットルの燃料タンクはややボリューミーながら、決して幅広で大きな印象ではありません。むしろ、ライト周りと細身のフェアリングがスリムにデザインされ、バイク全体に重厚感がないのが特徴です。

 240mmの最低地上高が予感させる悪路での走破性の高さ、前210mm、後200mmあるサスペンションストロークも、このバイクが持つ機敏性の高さを予感させます。

ヤマハ新型「Tenere700(テネレ700)」

 地面から着座位置までの高さ(シート高)は880mmあり、数値的に低くありませんが、細身の車体が見せる足つき感は悪くない印象です。テーパータイプのアルミハンドルバーや、縦型モニターの液晶が見せるコクピット感も新鮮。ラリーバイクを思わせます。

 幅広さを感じさせないハンドルバーに手を置いただけで、テネレとの通信がはじまるようです。そしてサイドスタンドから車体を起こすモーションが軽いこと!

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