BMW Motorradから限定モデル「R nineT /5」登場 伝説のシリーズ「/5」とは?

BMW Motorradは、ユーザーの好みにあわせた様々なカスタマイズに対応するヘリテイジモデル「R nineT」の限定車「R nineT /5」を発表しました。同社の伝説的なモデル「/5」とはどのようなモデルだったのでしょうか。

60年代後半に登場した「/5」シリーズをオマージュした「R nineT /5」

 BMW Motorradは、1969年から1973年にかけて製造された水平対向エンジン搭載モデル「R50/5」「R60/5」「R75/5」の誕生50周年を記念した限定モデル「R nineT /5」を発表しました。

年内入荷を予定しているというBMW Motorradの限定車「R nineT /5」

 クラシカルな外観と、カスタムに対する高い柔軟性を持つモデルとして人気の「R nineT」をベースにした「R nineT /5」は、過去に製造されていた「/5」シリーズをイメージした装備が与えられたモデルです。

往年の「/5」シリーズ同様の処理が施されたエンジン周り

 当時のモデルと同様に縁取られた燃料タンクのラインやニーパッドの装着、蛇腹形状のフォークブーツの採用、アルミ地の質感を活かしたエンジンやギアボックス、フォークスライダー、ホイール周りの処理など、車体の随所には往年の「/5」シリーズを意識した仕様とされています。

入門モデルからフラッグシップまで、幅広いラインナップとされた「/5」シリーズ

 BMW Motorradの歴代モデルのなかでも大きな成功を収めた「/5」シリーズには、「R50/5」「R60/5」「R75/5」3種類のモデルが存在していました。
 
 入門モデルに位置する「R50/5」は、過去のバイクにおいて定番排気量である500cc(正確には498cc)の水平対向空冷エンジンを搭載するモデルで、各部の軽量化により、従来モデル「R50/4」よりも12kgの軽減に成功。7865台が生産されたといわれています。
 
 599ccの水平対向空冷エンジンを搭載する「R60/5」におおいては、上位モデルと変わらないメカニズムの採用や、エンジン部品のレイアウト変更によるメンテナンス性の向上、油温対策として施されたオイルラインの改良など、従来モデルから大幅な進歩を遂げています。また、「R60/5」の生産台数は「R50/5」の3倍近い2万2721台と言われています。

「/5」シリーズのフラッグシップ的存在であり、シリーズトップの3万8370台が生産された「R75/5」は、水平対向エンジン+シャフトドライブというBMW Motorradの伝統を守りつつも、新設計の745ccエンジンが採用されたモデルで、快適なツーリング性能や優れた悪路走破性などが高く評価されたモデルとなっています。

※ ※ ※

 BMW Motorradによると、「R nineT /5」は「未来を念頭に置いて過去を振り返った」結果、生み出されたものといいますが、同社の広報部によると、日本への導入は年内中を予定しているといいます。

【了】

往年の名シリーズ「/5」のエッセンスを導入! BMW Motorrad「R nineT /5」の画像を見る

画像ギャラリー

最新記事