ヤマハ発動機の水平対向エンジンは空を飛ぶ その名は「FAZER R(フェザー・アール)」

ヤマハ発動機の「FAZER R(フェザー・アール)」に搭載されているエンジンは、ポルシェやスバル、BMW Motorradにも採用されている水平対向エンジンです。

無人ヘリコプター「FAZER R(フェザー・アール)」は農業の世界で大活躍

 ヤマハ発動機の産業用無人ヘリコプター「FAZER R(フェザー・アール)」は、史上最大となる32リットルの薬剤を搭載することができ、薬剤および燃料無補給(レギュラーガソリン)で4ヘクタールの農薬散布を可能とし、散布作業の効率化・省力化を実現しています。

「FAZER R」に搭載されている排気量390cc 水冷4ストローク水平対向2気筒エンジン

「FAZER R(フェザー・アール)」には、排気量390cc 水冷4ストローク・OHV・2バルブ/水平対向2気筒エンジンが搭載されており、最高出力は20.6kw/28PSを発揮、カタログ値90分間の飛行を実現しています。ポルシェやスバル、BMW Motorradに搭載されている水平対向エンジンは有名ですが、ヤマハも同型のエンジンを持っていました。

 ヤマハ発動機 先進技術本部 NV事業統括部の倉石晃さんは、「現在サブタンクも開発中で5時間飛べるようにします」と技術の進歩も続いているそうです。また、米国でのテストは、航空法が厳しく小型飛行機の免許が必要なためテストは難しく主にオーストラリアや日本でテストを行っています。

 操作は、非常に簡単にできるように設計されており、自動クルーズコントロールや自動ターンアシストモードにより散布スイッチのON/OFFだけで飛行ラインや速度を維持することが可能です。

 軽量でシャープなボディは、デザイン性と全方位冷却性を両立したカバー形状と装備品がレイアウトされています。テールローターは、JAXAの技術指導により、最適な3D翼形状を設計し、カーボン素材を用いることで破損の際も飛散しない積層構成を採用しています。さらに、美しいチタン製のマフラーは、最適化が行われ排気抵抗を軽減しています。

「FAZER R(フェザー・アール)」

 機体サイズは、全長3665mm全幅770mm全高1078mmと存在感と迫力があり、メインローター径も3115mmと軽自動車並みのサイズです。

 2018年モデル「FAZER R(フェザー・アール)」の価格(税込)は、1285万2000円です。

【了】

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