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原付二種の人気モデル ホンダ「モンキー125」と「グロム」の使い勝手と乗り心地をワーママ目線で比べちゃいました!

通勤通学や生活の足、ちょっとした趣味にもピッタリな原付二種。その中でも人気の高いホンダのレジャーモデル「モンキー125/ABS」とスポーツモデル「グロム」をワーキングママが試乗してみました!

復活した「モンキー125」とスポーツモデル「グロム」の関係って?

 二段階右折や30km/h規制がなく、乗車定員2名ならタンデムもOK、税金や保険もリーズナブルな原付二種(50cc超125cc以下)は国内市場でも人気のカテゴリーです。

 そんな原付二種クラスのラインナップを充実させているホンダですが、公道仕様車だけでも16モデルが用意されています。そこで今回は同メーカーの中でも人気の高いレジャーモデル「モンキー125」とスポーツモデル「グロム」の使い勝手と乗り心地をチェックしてみました!

ホンダ「モンキー125/ABS」(左)と「グロム」(右)

 ちなみに原付(50cc)のモンキーシリーズは1961年にレジャー施設の遊具として誕生し、1967年に国内販売を開始したロングセラーモデルでしたが、2017年に惜しまれつつも50年の歴史に幕を閉じました。しかし、翌年に125ccの原付二種として復活! そのベースとなったのが2013年より製造販売されていた原付二種のグローバルスポーツモデル「グロム」です。

 グロムはコンパクトで扱いやすい車体サイズに、大型スポーツバイクのような本格装備を備えたグローバルモデルで、しなやかさと高い剛性を両立したスチール製のバックボーンフレーム、エンジンの主要パーツなどがモンキーと共通になっています。基本は一緒だけど見た目や性格が違う、二卵性の双子のような関係なのです。

遊びゴコロをそのままに、スケールアップした「モンキー125」

 まずは話題のモンキー125をチェック! 今回紹介するのは豪華なABS仕様です。見た目の第一印象は、昔のままの丸っこい愛らしいモンキー。期待以上の再現度にうれしくなります。

1961年にレジャー施設の遊具として誕生した初代モンキーZ100

 実際に間近で見ると意外と大きく感じますが、スペック上では全長1710mm、全幅755mm、全高1030mmとコンパクト。グロムより全長とホイールベースが45mm短く、乗車定員も1名で、そんなには大きくありません。50cc時代のモンキーをそのままスケールアップしたような感じです。でも、そのかわりに安定感が格段にアップ! 扱いやすそうで安心感があります。

 それから、またがって感じたのが意外と車高があるということ。身長158cmの筆者(守田二草)で、両足のつま先が接地してかかとが少し浮くくらい。幅広で厚手のシートが装着されているので、シート高775mmと若干高めになっています。でも、おかげで座り心地がよくて快適です。ハンドルはほどよくアップ気味で、リラックスしたポジション。車両重量は105kgとほどよい重量感で、取りまわしにも不安がなく乗りやすそうです。

 スタイリングのチャームポイントになっているツートーンカラーの台形燃料タンクには、ウィングロゴのメダリオンが備えられていてレトロな雰囲気もタップリ。速度と燃料、切り替え式のオド/トリップが表示される丸いメーターは、デジタル液晶で見やすくなっています。また、ウインカー、ヘッドライト、テールランプなどの灯火類にはLEDを取り入れることで、クラシカルな見た目と現代的な性能を持ち合わせているのです。

 また、キー付きのサイドカバーの内側には小物入れがあり、車載工具とヘルメットホルダー用の付属ワイヤーが収納されています。ヘルメットホルダーはサイドカバーの後部に設置。書類はシートの裏側。シンプルだけど必要な装備は整っているのがうれしいですネ。

ワクワクする楽しさいっぱいのルックスと乗り味が魅力!

 まずはエンジンスタートです。セルスターターを装備しており、ハンドルの右サイドにあるセルスイッチで簡単にエンジンが始動。アップマフラーから単気筒エンジンの歯切れのいい排気音が奏でられます。124cc空冷4ストロークOHC単気筒エンジンは、振動もやさしくマイルド。心地よい鼓動感があります。

大型化されたことで安定感の増したホンダ「モンキー125/ABS」

 アクセルを開けて発進すると、力強くトルクフルに加速。ギクシャクする感じはなくてスムーズです。しなやかさと剛性を兼ね備えたバックボーンフレームとアップタイプのプルバックのハンドル、クラシカルなツインショックによる操作感はとても良く、ハンドリングも安定しています。原付時代に感じた車体の軽さからくる不安定感はまったくありません。

 ショートホイールベースの前後12インチホイールと極太タイヤの相性もよくて、軽快ながらもしっかりした接地感。扱いやすくてマイルドな乗り味です。コーナリングも快適で、街中から郊外までクルーズするのにピッタリ!

 前後ディスクブレーキを採用し、前輪にはABSを装備。急ブレーキ時にもしっかりと安定した制動力を発揮してくれるのがうれしいですね。飛び出しの多い市街地走行では効果絶大でしょう。

 モンキー125/ABSはいい意味でオモチャ感がなくなって、しっかりしたバイクらしい乗り味。50cc時代の不安定さが影を潜め、重厚な上質さが加わった感じです。トルクフルな加速感が楽しくて、ストップ&ゴーもゴキゲン! レジャーバイクとしてのスピリッツはしっかり受け継がれているのです。

 そこで気になるお値段ですが39万9600円(消費税込)、ABS仕様は43万200円(消費税込)。50cc時代と比べると割高感はありますが、燃料消費率は60km/hの定地走行で71km/L、WMTCモードで67.1km/Lとかなり優秀。なんといっても維持費が格段に安い原二クラスですし、日常の足としても不安なく扱えるのが魅力です。

 ちなみにカラーバリエーションは「パールネビュラレッド」と「バナナイエロー」と「パールグリッターリングブルー」の3色を展開。個人的にはレッドが好みです。

二卵性の双子!? ホンダ「モンキー125」と「グロム」の画像を見る

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