愛車に重要なのは取り回し! レース大好き女子が一目惚れしたヤマハ「XSR700」に試乗

2016年に国内発売されたヤマハXSR900は、私(先川知香)が唯一購入を検討した大型バイクです。そんなXSRシリーズの700㏄新型モデルに試乗してみました。

大型免許を取ったけど取り回しがつらい大きなバイクは買わない

 バイクに乗るのが大好きで、いろんなモデルに乗ってみたい! そう思って大型免許を取得したけど、所有するとなると話は別。サーキット走行が楽しめて、取り回しが楽なモデル。それが、私(先川知香)がバイクを購入する絶対条件です。

ヤマハ「XSR700」に乗る筆者(先川知香)

 そんな私が現在所有する愛車は、カワサキ「Z250」。スーパースポーツとネイキッドのちょうど真ん中ぐらいのカテゴリー、「ストリートファイター」のオシャレでカッコいい雰囲気が、私の好みにピッタリでした。

 Z250は乗り心地、取り回しの良さ、デザインなど全てが私の理想通りで、2012年モデル、2014年モデルと乗り継ぐほどのお気に入り。仕事柄、いろんなバイクに乗ることがありますが、正直乗り換えたいと思うほどのモデルに出会ったことはありません。

ヤマハ「XSR900」と同様のイメージでデザインされたXSR700

 しかし、2015年に私が唯一乗り換えを考えた大型バイクが登場します。それが、毎年イタリアで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で発表されたヤマハ「XSR700」で、理由はただひとつ、ずばり「ビジュアル」です。それほどまでに、「XSR700」は私にとって理想的なデザインでした。
 
「XSR700」は残念ながら当時、日本には導入されず、国内では兄貴分的存在の「XSR900」のみが2016年モデルとしてラインナップに加わりました。流石に約1000㏄クラスのバイクは普段の取り回しがつらいイメージで、当時の私の乗り換え熱は鎮火するのですが、今回は2017年にラインナップに加わった「XSR700」の新型モデルが2019年に発売されたので試乗してみました。

理想の一台にいざ試乗! 果たしてその感想は……

 まず足つきに関しては、身長165㎝の私がまたがると両足の指がしっかりと地面に着くイメージでまったく不安はありません。ステップの位置が少し前気味なので、そこが少し気になったけど、これはメーカーごとのポジションの癖のようなものなので、慣れれば問題なさそうです。

ヤマハ「XSR700」と筆者(先川知香)。身長165cmの筆者がまたがった場合、両足の指が接地します

 車体を起こしてエンジンをかける際、普段250㏄モデルに乗っている私にとっては少し重く感じましたが、700㏄と考えるとかなり足つきも良く乗りやすいので、乗り換えを考えたとしても、ここまではすべて「慣れ」で違和感を解消できる印象でした。

 走り出しもスムーズで、思い通りに加速して思い通りに曲がってくれるなど、乗り心地も快適。700㏄という排気量と取り回しの良さを上手く両立させ、非力な女性でも安心して乗れる大型バイクに仕上がっています。

 ただ一点、私が乗っていてどうしてもつらいと感じたのが、エンジン周りの熱でした。長時間乗れば乗るほど熱さを感じ、夏の暑さとの相乗効果でどんどん体力を奪われていくのが分かります。

水冷直列2気筒688ccのエンジンを搭載。熱量が気になるところですが、ワイルドな乗り味を楽しめます

 しかし、エンジンに直接タイヤとシートを付けて走っているような、ワイルドな乗り心地もバイクの魅力の一つには違いありません。「この熱さが猛烈に好き!」という気持ちも分からなくはないのです。

 もし、私が2台目を所有するなら、乗った時の“バイクらしさ”は絶対条件! そうなると一気に愛車候補のトップに踊り出ます。

 私が4年前に憧れたXSR700は、そんなバイクという乗り物を全身全霊で感じることができる1台でした。

【了】

【画像】「街を楽しむ」が、僕たちのスタイルです。ヤマハXSR700を画像でチェック

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