大ヒット中の映画「天気の子」 ホンダが劇中に登場する「スーパーカブ」を忠実に再現

現在公開中の新海誠監督最新作「天気の子」は、67日間で観客動員980万人、興行収入130億円と大ヒットを記録しています。その劇中にはホンダ「スーパーカブ」が登場しますが、ホンダはそのマシンをリアルに再現した実車を製作し、「天気の子」展に展示しています。

話題の映画に登場する「スーパーカブ」を現実に

 朝日新聞社は、2019年7月19日から公開されている新海誠監督の最新作「天気の子」の貴重な資料を公開する「天気の子」展を9月25日から10月7日にかけて松屋銀座8階イベントスクエアで開催します。

ホンダ「スーパーカブ」が登場する新海誠監督の最新作「天気の子」

 67日間で観客動員980万人、興行収入130億円を突破した同作品は、離島から家出して東京にやってきた高校生“森嶋帆高(もりしまほだか)”と、アルバイトをしながら小学生の弟と二人だけで暮らす“天野陽菜(あまのひな)”を中心にした物語で、新海誠監督が切り開く新たなアニメーションの境地として話題を集めています。

 また、本作品の劇中には、女優の本田翼さんが声を担当したキャラクター“夏美”の愛車としてホンダ「スーパーカブ」が登場しますが、松屋銀座で開催されている展示会では、ホンダモーターサイクルジャパンとホンダマガジンが企画し、本田技研工業(株)ものづくりセンターが手掛けた世界に1台の『「天気の子」スペシャル・スーパーカブ』の実車も飾られています。

ホンダが手掛けた『「天気の子」スペシャル・スーパーカブ』

 今回のために特別に開発されたという『「天気の子」スペシャル・スーパーカブ』について、ホンダモーターサイクルジャパンのパブリックリレーション部広報課チーフの及川康さんは次のように話します。

「今回の取り組みは、映画に感銘を受けたことがキッカケでスタートしたものです。実際に製作を担当したものに聞いたところ、映画の中の車両の色味と、実物の色というのは、同じ指定であっても全然ちがってくるようで、その点に苦労したようです。なるべく映画の色に実物を近づけるよう、調色しています。

 また、映画の世界の中の“カブ”を“そのまま”出していきたいという想いがあったので、どこまでリアルに再現できるかに拘りました。ヘルメットに関してもデザインや色味など合わせて再現していますので、ぜひご覧頂ければと思います。

 スーパーカブが好きだという新海誠監督にまだ実車をお見せすることができていませんが、映画のプロデューサーの方にはかなり満足いただけたようです」。

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 ホンダ「スーパーカブ110・60周年アニバーサリー」をベースにしたこの一台は、実際にまたがって撮影することも可能といいます。また、シート下のスペースにはこの一台だけのためのカラーコード・ステッカーや、劇中の「世田谷」ではなく、あえて「天気区」としたナンバーなど、各部にはホンダの製作者の拘りが込められています。

シート下のスペースに貼られた『「天気の子」スペシャル・スーパーカブ』だけのカラーコード・ステッカー

 ちなみに、展示会初日の開催前には“森嶋帆高”の声を担当した醍醐虎太郎さんと、“天野陽菜”担当の森七菜さんも登場しましたが、バイクの免許を所有し、自身もバイクに乗るという醍醐虎太郎さんは「カブの登場シーンが一押しです」とコメントしています。

 その他、同展示会では日本気象協会の協力のもと、実際の気象現象を体験できるコーナーも設けられていますが、貴重な絵コンテなどの資料もかなりの数が展示されている「天気の子」展は、ファンにはたまらない空間といえるでしょう。

【了】

ホンダが「天気の子」に登場するスパーカブを実車化!

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