新型KATANAにヨシムラ仕様登場 シルエットはヨシムラ1135Rのイメージに近づけたヨシムラ!!
KATANAミーティング2019には、各部品メーカーもブースを出展し、KATANAの新たなカスタムの方向性を示唆しています。ヨシムラブースには、セパレートハンドルKITやフェンダーレスKITを装着し、往年のカタナを彷彿とさせるシルエットの新型KATANAが登場しました。
新型KATANAにヨシムラ仕様登場!
はままつ フルーツパーク時之栖内特設会場にて初めて開催された「KATANAミーティング2019」には、一際目立ち、存在感のあるモデルが展示されていました。

ヨシムラのパーツが多々組み込まれた新型KATANAは、切れ味がさらに増しヨシムラ1135Rや初代カタナ(GSX-1100S)のシルエットにも限りなく近づいたモデルに仕立てられています。
新型KATANAの特徴でもあるアップライトなハンドルやスズキ初となるターンシグナル付スイングアームマウントリアフェンダーはヨシムラ仕様になり取り外されています。ナンバープレートは、フェンダーレスKITによりテールランプ下に移動、KATANA独特の長さとリア周りのスタイリッシュさを強調させています。
ヨシムラ仕様の新型KATANAに装着されたセパレートハンドルやフェンダーレスKITなど注目のパーツについてヨシムラ 国内営推進部 鈴岡幹也さんにお聞きしました。
──フェンダレスキットについて
「片持ちのナンバープレートが伸びてきていたのでスッキリさせてみました。今ナンバーが付いている位置は、フルボトムした時でも当たらない且つ横から見た時にスタイリッシュな位置です。もう少しテールランプ側に寄せることもできたんですが、寄せ過ぎてもバランスが悪いので、あえて後ろの方に伸ばしながらテールから見えるスズキのロゴも邪魔せずに少しプレートを下げ、ベストポジションに配置しています」
フェンダーレスKITは、2019年12月中旬に2万2000円(税抜)で発売予定です。

なにかと注目されているハンドルは、タンクに干渉せず低めに抑えられたセパレートハンドルを装備。KATANAミーティングでお披露目されたセパレートハンドルKITは、プロトタイプで実際の製品はまだ先となりそうです。
──セパレートハンドルについて
「年内目標で開発、製作しています。現在付いているセパレートハンドルはプロトタイプなので、この状態で発売するのかは未定です。たれ角などは、プロトタイプを基準に製作し、他のメーカーさん同様の10万円以下での販売を目指し開発をしています。ネイキットやバーハンドルではなくハンドルは、ヨシムラ1135Rのようにカッコよくしたいですね」
──マフラーについて
「昔のGSX-1100Sをイメージしたバナナ管です。今ついているのは10月発売予定のSlip-onです」
マフラーは東京モーターサイクルショー2019で参考出品されていた新開発のヨシムラチタンSlip-on B-77サイクロンを装備、さらにライトの上に取り付けられたウィンドアーマーは、新型のイメージを損なわず初代カタナを彷彿とさせるキットになっています。

ウィンドアーマーは、ウィンドプロテクション効果を高めるために純正と比べ70mmから85mmアップされており、素材はポリカーボネイト樹脂を採用。2019年12月中旬に2万8000円(税抜)で発売予定です。
また、エンジンケースガードKITやラジエターコアプロテクターなどGSX-S1000(K5)をベースに開発が進められたKATANAには既存の製品を取り付け可能です。
新型KATANA発売から4カ月、各部品メーカーから様々なパーツが続々と発売されており、新たなカスタムの楽しさが今後広がりそうです。
【了】