ホンダ「ジャイロ・アップ」がEVで登場!? 使い勝手に優れた「はたらくバイク」の未来像が見えてきた!

ホンダは、2019年10月25日から一般公開される第46回東京モーターショーで、大型のリアデッキを備えたスリーター(スリー・ホイール・スクーター)のコンセプトモデル「GYRO e(ジャイロ イー)を世界初公開します。

大荷物でも安定の「ジャイロ アップ」がEVで復活か

 ホンダは、2019年10月25日から一般公開される第46回東京モーターショーで、大型のリアデッキを備えたスリーター(スリー・ホイール・スクーター)のコンセプト電動コミューター「GYRO e(ジャイロ イー)」を世界初公開します。

東京モーターショーで世界初公開されるホンダの電動コンセプトモデル「GYRO e(ジャイロ イー)」

 2008年にジャイロシリーズ4ストローク化の際に生産終了となった「ジャイロ アップ」と同じく、後二輪の上に地面と水平で荷くずれしにくい大型リアデッキを配置する「ジャイロ イー」は、同日に展示される予定の「BENLY e(ベンリー イー)」と同様、電気を原動力とする電動バイクです。

 現在、ホンダがラインナップする「ジャイロX」「ジャイロキャノピー」と違い、荷台が後輪の上部に独立して備えられた「ジャイロ アップ」は、ビールケースなどの重たい荷物でも安定して積載できるため、生産終了後も根強い人気を博してきました。

1981年登場のホンダの初代スリーター「ストリーム」

 また、1981年に登場した「ストリーム」以来続く、ホンダ独自の「スリーター」は、2輪車の楽しさと乗用車の快適性を合わせたかのような独特の乗り味で、ビジネスユースとしてはもちろん、ファンモデルとして多くのユーザーから親しまれてきています。

 ホンダの広報部によると、発売時期やスペックに関する詳細は未定といいますが、低速から力強い加速が可能なEVとビジネスモデルの組み合わせは、将来的に見ても魅力的に写ります。

 航続距離の関係により、おそらくはルート配送を行う宅配業者などでの採用が先行されることが予想されますが、普遍の人気を誇るモデルだけに市場への早期導入に期待したいところです。

【了】

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