4度目の鈴鹿8時間耐久レース優勝を飾ったヨシムラスズキ with JOMO GSX-R1000!!
ヨシムラスズキ with JOMO GSX-R1000は、ヨシムラとして4度目の鈴鹿8時間耐久レースを制したマシンです。GSX-R 1000専用とされたフレームやエンジンは、従来型と比べ自由度が増したマシンでした。
4度目の鈴鹿8耐制覇は、フルモデルチェンジされたGSX-R1000の影響も大きかった!
2009年第32回FIM世界耐久選手権シリーズ第4戦鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦したヨシムラは、4度目のフルモデルチェンジを行なったスズキGSX-R1000(K9)で2007年以来4度目の鈴鹿8耐優勝を達成しました。

ヨシムラスズキwith JOMOのライダーは、酒井大作選手、徳留和樹選手、青木宣篤選手の3名です。天候不安定の中スタートした2009年鈴鹿8時間耐久レースは、序盤でトップにたったヨシムラスズキ with JOMO GSX-R1000が終盤までリードを守りきり183LAPで見事優勝しています。ベストラップは、2分9秒263、平均速度182.60kmでした。

GSX-R1000(K9)は、水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンをショートストローク化し、フレームも新設計、軽量・コンパクトに仕上り、ヨシムラがレース用に仕立て上げたマシンです。

ヨシムラスズキ with JOMO GSX-R1000のベースとなったGSX-R1000(K9)は、GSX-R750ベースから1000専用のエンジン構成とフレームが見直されコンパクト化と軽量化を実現しています。ホイールベースを10mm短くしつつもスイングアームが33mm延長されたことでトラクション性能やハンドリング性能が向上しています。
■GSX-R1000(K9)諸元
全長×全幅×全高:2045mm×720mm×1130mm
車体重量:205kg
タンク容量:17.5リットル
総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4サイクルDOHC4気筒
変速機:常時噛合式6速リターン
【了】