ゆるツーリングデートに行きたい!! 理想のバイクデートに連れてって【条件編】
バイクでツーリングデートと聞くとタンデムでの行動を思い浮かべる人が多いでしょうが、実はバイク女子目線で見てみると、2台でのツーリングこそがもっとも距離が近づく方法かもしれません。
2台で行くツーリングこそ、2人の距離が近づく
バイクでデートという言葉を聞くと、どうしてもタンデムデートを想像してしまう方が多いようですが、「ツーリングデート」について調べていたら「体の密着度はタンデムならでは」って下心かーい!! と、ついついツッコミを入れたくなってしまいました。

一緒に知らない街に行って楽しめるのがツーリング、旅のいいところなんだ!! と言いたくなる、そんなバイク女子(田村えま)が、理想のツーリングデートの条件について考えてみました。
バイクでガンガンツーリング旅に出かける女子ももちろんいますが、日常的に長距離を走ることが少ないバイク初心者の場合では、ツーリング慣れしていない人だっているはずですよね。ちなみに、ツーリングに行ってみたいと思った時に起こりがちな問題として挙げられるのが、いきなりグループツーリングに放り込まれることです。
もちろん初心者であることは了承済みですが、様々な人が集まればスピードも休憩も慣れないものばかりになるもの、みんなについていくことだけで必死ではツーリングの良さもバイクの良さもわからないまま、バイクに乗らなくなってしまう原因になってしまうことだってあるはずです。
そこで、初心者が気になっている先輩バイク乗りと行ける、ゆるーいプランがあれば2人の距離も近づくうえにツーリングにも慣れることもできるため、一石二鳥ではないでしょうか。もちろんこれは、女性が先輩バイク乗りで男性が初心者の場合でも同様で、先輩としてはバイク人口を増やすことに貢献できることをうれしく思うはずです。
ゆるツーリングの3つの条件とは?
デートにおススメの「ゆるツーリング」に欠かせない条件は以下の3つです。
●2人行動がベスト
●余裕を持って日帰りできる目的地
●お酒を飲みたくなる場所にいかない

●2人行動がベスト
「ツーリングに行きたい!」と先輩バイク乗りに相談すると、大抵は普段のツーリングチームに招待されることがしばしばです。しかし、初心者がツーリング慣れしたグループにいきなり入るのは、意外にもリスクが高いのです。
これまでのバイク歴、乗り方、速度もそれぞれに異なるバイク乗りが集まるグループツーリングの場合、面倒見のいい先輩バイク乗りももちろんいますが、初心者は気を遣って無理をして疲れてしまうこともあります。
グループについていくのに必死になり無理をして疲れ果ててしまっては、ツーリングはもちろん楽しいバイクライフが初心者のままで終わってしまいます。そうならないためにも、最小の人数でツーリングデートらしいプランを考えたいところですよね。
●余裕を持って日帰りできる目的地
余裕を持って日帰りできる目的地としては、近郊の自然の多い目的地がおすすめです。バイクは渋滞の影響を受けにくいものの、市街地では路上駐車などで通行が厳しかったり、歩行者が多ければ危険も伴いトラブルになります。駐車場所に困って行ったり来たりするのも、バイクあるあるですが「バイクって不便だなあ」なんて思われたら、次回のデートはありませんよね。
そこでおススメは、都内からであれば2時間程度で行ける自然が多い場所まで出かけて、隠れ家ランチやスイーツを目的にすることでしょう。
ほどよい距離をバイクで走り、バイクを降りてからの時間も十分に取れるため、このようなプランを幾つか用意しておくと先輩としての評価も上がるのではないでしょうか。
●お酒を飲みたくなる場所にいかない
ランチやスイーツをお勧めすしている一番の理由は、第一にアルコールを飲みたくなるシチュエーションを避けるためです。行っても飲まないのはもちろんですが、お酒が好きな人ならいったん目にしてしまうと「飲みたかったな……」と、楽しさもちょっぴり減ってしまうもの。
意外に多いワイン工場、水のおいしい場所にある醸造所、「お風呂上がりのビール!」になってしまいそうな温浴施設も目的地には不向きではないでしょうか。
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日中は余裕をもって楽しみ、少し物足りない程度に留めたほうが、「もう少し一緒にいたい」と思わせることもできるでしょう。そうすれば、バイクを降りてディナーを楽しむなんてこともできるので、2人の距離をグンと近づけられますね。
クルマでのドライブデートとは少し違った趣のある、ゆるツーリングデート。皆さんもぜひ3つのポイントをちょっと意識してプランを作成していただき、気になるあの人を誘ってみてはいかがでしょうか。
【了】