ホンダのスリーホイールモデル「GYRO X(ジャイロX)」 宅配業界を一変させたスーパーデリバリーモデル!

宅配ピザで火がついたホンダのスリーホイールモデル「GYRO X(ジャイロX)」!電動モデルも発表されロングセラーモデルの仲間入り!

最後に残ったスリーホイールモデルは宅配の定番モデルへ

 デリバリーピザなど業務用車両で一躍人気モデルの仲間入りを果たした「GYRO X(ジャイロ・エックス)」は、ホンダのスリーホイールモデルの第2弾として1982年に登場しました。

スリーホイールモデル「GYRO X(ジャイロ・エックス)」(1982)

「GYRO X」は、空冷2サイクル単気筒、総排気量49ccの新設計エンジンを搭載、最高出力は5馬力です。スリーホイールモデルの特徴でもあるコーナーリング時にフロントボディが左右にスイングするナイトハルト機構やリア駆動軸の内輪と外輪の回転差数を自動的に調整するデファレンシャル・クラッチを装備、ワイルドパターンの低圧ワイドタイヤを装備したことで、不整地や雪道、坂道などでの走破性能を向上させています。

リア駆動軸にデファレンシャル・クラッチを装備

 GYROとは羅針儀のことですが、Gはグレート(偉大な)、Yはユアーズ(あなたのもの)、Rはレクレーショナル(娯楽の)、Oはオリジナル(独特の)などの頭文字を取り社名とされました。X(エックス)は、優れた多目的性をもち次々と楽しい使い方が生まれてくる可能性を秘めている=未知数の意味合いもたせています。

 外観デザインは、アウトドアライフイメージとし、前後にフロントデッキとリア大型キャリアにより、実用性と使い勝手のよさが強調されています。

 それまでスーパーカブなどでデリバリーを行なっていた飲食業界などは、安全性や積載量の多さでGYRO Xへとシフトして行きます。

「GYRO X」の価格は、17万9000円(1982)でした。

ビジネス用電動三輪スクーター「GYRO e:(ジャイロ・イー)」

 東京モーターショー2019には、ビジネス用電動三輪スクーター「GYRO e:(ジャイロ・イー)」も発表されたことで「GYRO」は昭和から令和まで愛される業務用車両となりそうです。

 ■GYRO X(ジャイロX)諸元
 全長×全幅×全高:1.595m×0.625m×1.395m
 乾燥重量:81kg
 車両重量:86kg
 エンジン型式: 空冷2サイクル単気筒
 排気量:49cc
 最高出力:5.0ps/6500rpm
 燃料タンク容量:5.0リットル

【了】

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