首都高小松川ジャンクション開通で何が変わる? 首都高“ニケツ”制約の抜け道誕生か?

首都高速道路株式会社は、中央環状線の埼玉方面と7号小松川線の千葉方面を結ぶ「小松川ジャンクション」を2019年12月1日17時に開通します。このジャンクションは首都高に何をもたらすのでしょうか。

埼玉方面⇔千葉方面の通行をより便利に

 首都高速道路株式会社は、C2中央環状線の埼玉方面と7号小松川線の千葉方面を結ぶ「小松川ジャンクション(以下:小松川JCT)」開通に先駆け、メディアを対象に現場公開を行いました。

2019年12月1日17時に開通予定の小松川ジャンクション

 2019年12月1日17時に開通予定の小松川JCTは、埼玉方面⇔千葉方面の通行をより便利にするものですが、いったいどのような狙いがあるのでしょうか。首都高速株式会社の東京西局プロジェクト本部 高橋三雅本部長は次のように話します。

首都高速株式会社の東京西局プロジェクト本部 高橋三雅本部長

「小松川JCTはC2中央環状線 埼玉方向と7号小松川線 千葉方向をダイレクトに繋ぐものです。併せて今回のジャンクションの整備の中で、出入り口整備も行っています。

 約6年末から現場着手をし、地元の方々をはじめ多方面の方々にご支援・ご協力を賜りいただくことで、12月1日17時に開通できる運びとなりました。

小松川JCT事業概要図

 皆様、ご存知のとおり中央環状線は2015年3月に品川線の共用を持ちまして全線開通を見ております。しかしながら、その後、弊社としても中央環状線の機能強化ということで、2018年2月には堀切・小菅JCT間の4車線化、さらには翌月の3月に板橋・熊野町JCT間の4車線化など、引き続き機能強化を進めてきた次第です。

 今回、小松川JCTの整備によって多様なルート選択が出来るようになり、さらに中央環状線そのもののアクセス性も向上されます。また、周辺道路の交通混雑の緩和にも期待しています」。

※ ※ ※

 首都高の発表によると、一例として小松川JCTから板橋JCTにかかる所要時間は、都心環状線を経由した場合で41分(ピーク時)、中央環状線を経由した場合は21分と、20分の短縮が見込めるといいます。

中央環状線の機能強化の一環として新設された小松川JCT

 また、現在、都心環状線とその周辺ではバイクの2人乗りが禁止されていますが、都心環状線を回避する手段が追加されたことで、首都高を降りずに2人乗りのまま通過するルートが増えることになります。

 首都高速ではタイトなコーナーや急な合流、「高速道路」という名称を掲げながらもJCTで40km/h(一部JCTを除く)、都心環状で50 km/h、最も高い区間である湾岸線でも80 km/h(一部区間を除く)と、制限速度も路線などにより異なるため、2人乗りのみならず、1人で走る場合にも注意が必要でしょう。

【了】

開通前の小松川ジャンクションを徹底解析!

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