レーサー直系の公道モデル!! ドゥカティ新型「パニガーレV4/S」登場【EICMA2019事前情報】

ドゥカティ「Panigale V4(パニガーレV4)」が2020年新型となって登場しました。イタリア・ミラノで開催される「EICMA2019」で、11月7日より一般公開となります。

ドゥカティのレーシングスピリッツが凝縮

 ドゥカティ「パニガーレV4」と「パニガーレV4 S」は、世界で戦うレーサー直系のエンジンと技術を、公道でも走行可能としたスポーツモデルのフラッグシップです。

ドゥカティ新型「パニガーレV4 S」(2020年型)

 2018年にその名で登場し、世界中のモータースポーツファンに圧倒的存在感を示したパニガーレV4最大の特徴は「デスモセディチ・ストラダーレ・エンジン」でしょう。

 MotoGP世界選手権でトップクラスのパフォーマンスを証明している水冷90度V型4気筒エンジンをベースに開発され、バルブタイミングや逆回転クランクシャフト(カウンターローティング)、点火順序などが主な特徴となっており、排気量1103ccのエンジンからは最高出力214ps/13000rpm、最大トルク12.6Kgm/10000rpmを発生します。

 ドゥカティ伝統の「Lツイン」(L型2気筒)エンジンではなく、新開発90度V型4気筒エンジンを搭載し、前側シリンダーを水平から後傾42度とした姿は、真横から見るとV字のようになっています。

ドゥカティ新型「パニガーレV4 S」(2020年型)

 スタイリングもまたレースシーンで培った技術とノウハウが投入されています。MotoGPマシン同等の空力特性の研究がなされ、車体を覆うフェアリングにはライダーへの負担低減、ダウンフォースの向上、エンジンやラジエターへの効率的なエア導入など、機能性とドゥカティらしい美しさを併せ持つデザインとなっています。

 2020年モデルでさらに数多くの改良が施されたことにより、よりユーザーフレンドリーで快適性を向上させた一方で、サーキットにおいても個々のラップだけでなく、セッション全体でより速いラップタイムを刻むことを可能としています。

 サスペンションは前後ともにフルアジャスタブルタイプを装備しています。「パニガーレV4」にはショーワ製フロントサスペンション、ザックス製リアサスペンションおよびステアリングダンパーが、上級グレードとなる「パニガーレV4 S」にはそれらがオーリンズ製となり、さらに電子制御システムも搭載しています。

 さらに最新のエレクトロニクスも充実しており、車体のあらゆる動き(傾き)に応じて最適な電子制御の介入があり、ライダーのスキルに応じたモード切り替えや設定なども可能としています。

ドゥカティ新型「パニガーレV4 S」(2020年型)

 いわばレーシングマシンを公道において一般ライダーでも操作、走行可能な状態にしてしまった、と言わんばかりのパニガーレV4/Sについて、ドゥカティ社CEOクラウディオ・ドメニカーリ氏は以下のように紹介しています。

「情熱的なドゥカティ・ファンのお客様やモーターサイクル専門誌からのフィードバックおよびデータを収集して分析した結果、2020年モデルのパニガーレV4は、より乗りやすく、疲れにくく、路面に起伏があるサーキットでも、より安定したパフォーマンスを発揮するモーターサイクルに仕上がっています。

 今回の改良によって、とくに一般ライダーの方がサーキットを走行したときに、より速いラップタイムを記録することができるようになりました」

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 価格(消費税10%込み)は「パニガーレV4」が277万2000円、「パニガーレV4 S」が344万2000円です。

【了】

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