トライアンフ新型「スラクストンRS」登場! と同時に日本発売も明らかに【EICMA2019】
英国の老舗モーターサイクルメーカー「トライアンフ」は、ミラノショー2019(EICMA2019)で新型「スラクストンRS」を発表しました。
80種類の純正アクセサリーから、自分仕様にアレンジできる
トライアンフの象徴とも言える「バーチカルツインエンジン」(並列2気筒エンジン)を搭載するカフェレーサースタイルの「Thruxton(スラクストン)」最新モデルが、イタリア・ミラノで開催されたバイクの国際見本市「ミラノショー2019」(EICMA2019)で発表されました。

1950年代から1960年代にイギリスのストリートで生まれ、大流行となった「カフェレーサー」のスタイルを踏襲し、トライアンフの代表モデル「ボンネビル」をベースに開発されたモデルが「スラクストン」です。セパレートタイプの低いハンドルバーにバックステップ、シングルシートが定番のスタイルとなっています。
新型「Thruxton RS(スラクストン・アール・エス)」は、前モデルより軽量かつ出力アップを実現しており、走りを支える足周りにはレース由来のShowa製フロントフォーク、リアにはOhlins製ツインショック、ブレーキはフロントにBrembo製、さらにハイグリップタイヤを標準装備しています。
クラシックの伝統を受け継ぎながらスタイルを現代風にアレンジしていますが、電子的に安全性や操作性をコントロールする電子制御システムなども充実しており、また2020年より適用される欧州自動車排ガス規制「Euro5」にも対応し、環境性能も向上しています。

カフェレーサースタイル志向や所有する満足感、かつ快適性を高め自分仕様にカスタマイズできるよう純正アクセサリーは80種類と充実している点も注目です。
排気量1200ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載するスラクストンRSは、ミラノショー2019での発表と同時に、日本発売時期は2020年3月を予定していることも公表されました。
スラクストンRSの価格(消費税10%込み)は 192万500円です。カラーバリエーションは「マットストームグレー&マットシルバーアイス」と「ジェットグラック」の2色設定となります。
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