ホンダ「ゴールドウイング」年明けに国内販売を開始 精鋭でスタイリッシュな印象の新色も登場

ホンダは大型プレミアム・ツアラー「ゴールドウイング」シリーズの新型モデルを2020年1月24日より順次発売します。2020年モデルでは何が変わったのでしょうか。

さらに上質になったホンダ製ツアラーのフラッグシップ

 ホンダは、ツアラーモデルのフラッグシップ「Gold Wing(ゴールドウイング)」シリーズの快適性や使い勝手を向上させるとともに、カラーバリエーションを変更し、「Gold Wing Tour(ゴールドウイング・ツアー)」を2020年1月24日に、「Gold Wing」を2020年2月14日に発売します。

ホンダ新型「ゴールドウイング・ツアー・デュアル・クラッチ・トランスミッション(エアバッグ付き)」の新色「パールグレアホワイト(ストライプ)」

 市販バイクのなかで唯一の水平対向6気筒1800ccエンジン(※ホンダ調べ)を搭載する「ゴールドウイング」シリーズは、1975年にネイキッドモデルとして登場して以来、ツーリング性能を磨き上げプレミアム・ツアラーとしての地位を確立してきました。

 2018年に大規模な改修を行うことで軽量化を果たした「ゴールドウイング」は、最高出力126PS、最大トルク17.3kgf・mを生み出すエンジンの採用や、独自の構造となるダブルウィッシュボーンのフロントサスペンションを備えることで、安定感と余裕のあるクルージングを可能にしています。

ホンダの新型「ゴールドウイング」シリーズに採用されているダブルウィッシュボーンのフロントサスペンション。安定した走行性を実現します

 今回のマイナーチェンジでは、Gold Wingシリーズの左側サドルバッグ内にUSBケーブルを標準装備。Gold Wing Tourでは、前後サスペンションのセッティングを最適化することで、より上質な乗り心地を追求するとともに、リアグリップの形状を変更することで、パッセンジャー乗車時の安心感をより高めていました。

 カラーバリエーションは、「ゴールドウイング」には精悍な印象のマットバリスティックブラックメタリックを新たに採用。継続色のマットマジェスティックシルバーメタリックとあわせ、全2色の設定としています。

ホンダの新型「ゴールドウイング/ゴールドウイングDCT」の新色「マットバリスティックブラックメタリック」。精鋭な印象を与えます

「ゴールドウイング・ツアー」には、スポーティーな印象のストライプを施したパールグレアホワイト(ストライプ)を新採用。継続色のダークネスブラックメタリック、キャンディーアーダントレッド、パールグレアホワイトとあわせ、全4色を設定しました。

 また、「ゴールドウイング・ツアー・デュアル・クラッチ・トランスミッション(エアバッグ付き)」には、パールグレアホワイト(ストライプ)と、高級感を醸し出すダークネスブラックメタリック(ツートーン)を新たに採用し、継続色のキャンディーアーダントレッド(ツートーン)、パールグレアホワイトとあわせ、全4色の設定としています。

 上質さを極めた新型「ゴールドウイング」シリーズは価格(消費税込)278万7400円からですべてのグレードが受注生産車となっています。

【了】

【画像】ホンダ新型「ゴールドウイング」シリーズ(10枚)

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