アメリカ生まれのイタリア育ち 超攻撃的なポジションの電動バイクE-Racer Motorcycle「E-Racer Edge」登場
イタリアの「E-Racer Motorcycle」はアメリカの「Zero Motorcycle」製の電動バイクをベースにしたカスタム車両「E-Racer Edge」を発表しました。いったいどのような車両なのでしょうか。
高い性能はそのままによりスタイリッシュに
イタリアの「E-Racer Motorcycle」はアメリカの「Zero Motorcycle」製の電動バイクをベースにしたカスタム車両「E-Racer Edge」を発表しました。

「Zero Motorcycle」の電動ネイキッドバイク「SR/F」は、14.4kWhのバッテリーを搭載するモデルで、最高出力110PS、最大トルク約190Nm(約19kgf・m)という高い性能を発揮するモデルで、フル充電で最大259kmの航続距離と、時速120マイル(約193km)の最高速度を実現します。
「Zero SR/F」を持ち込めば誰でも手にすることが出来る「E-Racer Edge」は、ヘッドライトやタンク型収納ボックス周り、シート、ブレーキディスク、リアショックなどに手を加えた車両で、軽量化と共にスタイルを一新しています。

直径わずか7cmのフロントヘッドライトは、ポジションライト、ロービーム、ハイビームの3つの異なる機能を備えたもので、コンパクトなサイズながら高い視認性を実現しました。

また、ライダーがまたがった際に足が当たる箇所やシートの下には以前、軍事特許であった非常に耐久性の高いアーマーペイント「LineX」を施すことで傷つきにくい仕様とされています。
そのほか歩行者や他の道路利用者に電気自動車の存在を警告する機能なども備えた「E-Racer Edge」は、カスタム費6000ユーロ(日本円で約72万円)で、別途「SR/F」の車体(価格1万8995ドルから)が必要となります。
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