「Ninja」「KS」の名を冠したカワサキ製e-BIKE SBK絶対王者J・レイ選手も使用する最新自転車【EICMA2019】
カワサキはイタリア・ミラノで開催されたEICMA2019で最新の電動アシスト自転車「Ninja Road Racing」「KSX8.4 Pro」を展示しました。
新型車を精力的に発表してきたカワサキの電動アシスト自転車
カワサキは2019年11月5日から10日にかけて開催されたバイクの見本市「EICMA2019」で最新の電動アシスト自転車(e-bike)「Ninja Road Racing」「KSX8.4 Pro」を展示しました。

東京モーターショー2019でスーパーチャージャー付きのネイキッドモデル「Z H2」や250ccの4気筒モデル「Ninja ZX-25R」などを世界初公開するなど、大きな話題を提供しているカワサキは、近年、電動アシスト自転車の開発、販売にも力を入れています。

スーパーバイク世界選手権2019年シーズン優勝により、5連覇を達成しているジョナサン・レイ選手もトレーニングで使用する電動アシスト付きマウンテンバイク(e-MTB)の最新モデル「KSX8.4 Pro」は、シマノ製「STEPS E8000」モーターを搭載するモデルで、Symplo製の大容量500Whバッテリーをフレームに内蔵するモデルです。
タイヤサイズは27.5インチで前後輪ともにマグラ製ディスクブレーキを採用しているほか、シマノ製ディレーラー・シフターやサイクルコンピュータ―などが採用されています。

また、カワサキ製のオートバイでも使われている「Ninja」のモデル名が与えられた電動アシスト付きロードレーサー「Ninja Road Racing」は、Fazua製のドライブユニットと250Whのバッテリーを搭載したモデルです。
ディレーラーやシフター、ディスクブレーキはシマノ製、フロントフォークは軽量なカーボン製が装着されています。
現状、カワサキ製のe-BIKEの国内販売は予定されていませんが、ヤマハやドゥカティなどオートバイメーカー各社が力を入れているカテゴリだけに日本市場への導入に期待が掛かります。
【了】