ヤマハ「ファッシーノ」2020年モデル登場 インドで人気のスクーター日本への導入は?
ヤマハは2020年1月に125ccのエンジンを搭載したスクーター「ファッシーノ」新型モデルをインドで発売します。日本へは導入されるのでしょうか。
使い勝手に優れたファッション・スクーター
ヤマハは2020年1月に力強い走りと優れた燃費を両立させたファッションスクーター「Fascino(ファッシーノ)」の新型モデルをインドで発売します。

2015年に登場したファッシーノは、艶やかなデザインの軽量ボディと使い勝手や燃費性能の良さが特長で、インドの都市部に住むファッションやトレンドに敏感な男女から人気を博しているファッションスクーターです。
2020年4月以降にインドで生産される二輪車へ適用される排出ガス規制「バーラトステージ6(BS6)」をクリアした125ccブルーコアエンジンを搭載する新型モデルでは、軽快なハンドリングをもたらす新設計の軽量フレームのほか、アイドリングストップ機構なども採用されています。
年間約2200万台規模となっているインドの二輪車需要のなかでも、スクーターカテゴリーは30%以上を占めています。そのスクーター市場では、これまで排気量110㏄クラスが主流でしたが、サイズアップがトレンドとなっているため、ファッシーノの排気量も125㏄に引き上げられています。
ヤマハの広報担当は「排ガスに関しては日本の規制にも対応していますが、その他の箇所が日本の法規には適合しないため、現状では国内導入の予定はありません」と話します。
ヤマハの新型「ファッシーノ」の価格は6万6430から6万9930インド・ルピー(日本円で約10万2000円から10万7500円)、販売計画台数は20万台を予定しているようです。
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