ONE出場中の平田樹選手と「クランチ」の強度を上げた種目を紹介〜バイクde体幹トレーニングVol.3〜
『バイクde体幹トレーニング』では、バイクコントロールに必要な“体幹”を徹底的に鍛え上げるエクササイズを、ONE Championshipに出場中の平田樹選手とともに紹介しています。今回は、1回目に解説した「クランチ」の強度を上げた種目です。
ライディング時に体を安定させる体幹を鍛えぬく
『バイクde体幹トレーニング』では、バイクコントロールに必要な“体幹”を徹底的に鍛え上げるエクササイズを、女子総合格闘技の新星、平田樹選手とともに紹介しています。今回は、1回目に解説した「クランチ」の強度を上げた種目です。

体幹部の骨格となる脊椎から腰椎までの背骨は、小さな骨が連なっています。つまり、いくつもの関節が連続して成り立っているのです。そのおかげで自由に動かすことができるのですが、逆に筋肉が“固定できる力”を失ってしまうと、非常に不安定になってしまいます。そこで体の前・後面の筋肉に刺激を入れて、緊張と弛緩を上手く繰り返せる体幹を作り上げていきましょう。

加速やブレーキング時、そして車体をリーンさせるときはもちろん、オフロードでギャップを越えたり、ジャンプ後に着地したりするときに、体幹がしっかり固定できていないと、バイクの挙動を制御できなくなります。また、体幹部が安定していないと、ハンドルに体重をかけてしまうようなライディングポジションになり、腕が疲れることはもちろん、繊細なアクセルやブレーキの操作が難しくなり、ぎこちない走りになってしまうのです。
そこで今回は、1回目で解説した「クランチ」の強度を上げた種目を紹介するので、さらに体幹を鍛え抜いて、スムーズな運転ができることを目指しましょう
【クランチ・ニー・トゥ・チェスト】
効く筋肉:腹直筋/腸腰筋/腹横筋


腕は入れず、地面や床に添えているだけで、お腹周りの筋肉だけを使って上半身を持ち上げるようにします。両脚を持ち上げることで、1回目で紹介した通常のクランチよりも効果的に体幹部に刺激が入り、体の固定力が上がって行きます。同時に、両脚の重さを支える殿筋群も2次的なトレーニングになります。「1セット3回では物足りない」という人は、1日に何度繰り返ししても構いません。

「ピンポイントで、“おっ、お腹に効いてるぞ!”ということが実感できるトレーニングでした。もちろん、私が総合格闘技の練習のためにやっている自重筋トレと較べたら、少し軽いですけど(笑)。でも、何度もやっていくうちに体幹の筋肉に、確実に力がついていくような気がします。多分、お腹を凹ませるのにも効果があるような感じでした。バイク乗りのみなさんも、しっかり鍛えて、安全運転で楽しんでください」
■平田 樹(ひらた・いつき)身長157cm、体重52kg。
1999年8月24日と東京都生まれ。小学校1年生の時から講道館・春日柔道クラブで柔道を始め、高校時代には創志学園柔道部でインターハイに出場。同校卒業後の2018年、横田一則が主宰するK-Clannに入門し、総合格闘技のトレーニングを積んだ。同年9月、AbemaTVのリアリティ番組『格闘代理戦争』3rdシーズンに出演し、桜井“マッハ”速人の推薦選手としてトーナメントに参戦し、優勝。ONE Championshipのプロ契約を勝ち取った。
2019年6月15日に『ONE:Legendary Quest』上海大会で強豪アンジェリー・サバナルから1ラウンド一本勝ちを収め、華々しいデビューを飾り、2019年10月13日、両国国技館にて開催された「ONE: CENTURY 世紀」の大会では、石毛里佳と対戦し、2ラウンド4分41秒に腕ひしぎ十字固めで勝利するなど、2018年に総合格闘技デビューしてからアマチュア戦を含め全て1本で連勝している。女子総合格闘界で将来を嘱望される、若干20歳の“強カワイイ”選手。
【了】
