立ち乗りのスクーター? 新感覚の電動モビリティ「X-SCOOTER LOM」登場
スマートモビリティを展開するglafit(グラフィット)は、1月7日より米国ラスベガスで開催されている「CES 2020」で新感覚の電動バイク「X-SCOOTER LOM」のプロトタイプを展示しました。この一台にはどのような特徴があるのでしょうか。
ラスト・ワンマイルを楽しくする新感覚のモビリティ
和歌山に本社を構えるglafit(グラフィット)は、全く新しい3Cコンセプト(Compact, Connected, Comfortable)を備えた折りたたみ式の電動バイク「X-SCOOTER LOM」(クロススクーターロム)を新たに開発しました。

日本国内では第一種原動機付自転車にあたる「X-SCOOTER LOM」は、ステップに跨り立ち乗りで運転するスクーターです。グラフィットによると、そのライディング感覚はバイクのようでもあり、スキーのようでもある、新しい乗り心地だといいます。
フロント12インチ、リア10インチの電動バイク用タイヤをセットすることで、走行に安定性と操作性をもたせた「X-SCOOTER LOM」は、段差や石畳みなどの凸凹道にも対応できるタフさを備えています。
デザインからフレーム設計、電気系統に至るまで全て自社で開発した「X-SCOOTER LOM」は、本社のある和歌山で組み立てられます。
また、バッテリーは航続距離40kmを実現した48V仕様(充電時間約3.5時間)のほか、オプションとして航続距離60kmを達成する大容量のものも用意されているようです。
最大速度25km/hオーバー、USBポートを備えることでモバイルの充電も可能な「X-SCOOTER LOM」は、クラウドファンディングにて展開(時期未定)される予定です。
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