海外レースにいってみよう! ニッチな職業バイクタレントが観戦までの道のりをレポート!~前編~
ニッチな職業「バイクタレント」として活躍する岸田彩美さんは、2019年に自身初の海外レース観戦を行いました。観戦するまでに必要な準備にはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは観戦レースと航空券・ホテルの手配を!
こんにちは岸田彩美です。みなさん、海外でのモータースポーツ観戦をしたことはありますか? 私は2019年に初めて海外レース観戦デビューを果たしたました!
今思い返すだけでも本当に充実した毎日で、旅行だけじゃない海外の楽しみ方を実感しました。皆様の参考になれば嬉しいです。
① まずはここから決めるべし! 何のレースをみるか決めよう
海外では二輪(例:MotoGP)・四輪(例:F1)共に様々なカテゴリーのモータースポーツのレースが開催されています。
日本代表選手を現地で応援したい! ヨーロッパのモータースポーツへの関心を自分の目で確かめたい! その一心で「トライアル・デ・ナシオン」を観にスペインのイビサ島へ行きました。
トライアル・デ・ナシオンは、年に一回開催される大会ですが、実は日本では今までに一度も開催されたことのない大会なのです。トライアルの世界選手権は毎年ツインリンクもてぎにて日本大会も開催されているのですが、トライアル・デ・ナシオンは海外のみの開催となります。
観光や旅行ついでにレース観戦をするも有りと思います◎ もはや一石二鳥だと思いますよ♪
② 手配はどうするの?
どのレースに行くか決めたらレースの開催日と目的地を調べます。今回は女子5人で行きました。レース観戦ツアーパッケージがあったら一番いいのですが、残念ながらツアーは無いので各自で航空券とホテルを手配。
航空券は、スペインのマドリードまではイベリア航空の直行便、そこから乗り継いでイビサ島へ。インターネットを駆使し、乗継便などの案内を一覧で出せるホームページを参考にして便を決めました。
ホテルはなるべくレース会場に行きやすい立地、駐車場があるなど口コミを確認して決定。フライトする航空便と宿泊するホテルを仲間と同じにすれば予約は個々でも大丈夫でしたよ。
私はやたらと不安だったので、HISに行って皆と同じ航空券とホテルの手配をしましたが、今思えば自分で確認しながらやれば全く問題なかったなって思いました(笑)。
今回のトライアル・デ・ナシオンは観戦料金がかからないという神対応。つまり、チケットは必要ありません。他のカテゴリーや大会、サーキットによってチケットの対応方法は変わってくるかもしれませんが、事前に購入する必要があるものもあります。
また特典がつくチケットや人気の観戦席は完売になったりすることもあります。自宅に郵送されることも踏まえて、余裕をもってチケット手配することをおすすめします。
持ち物はなにが必要?
③ 事前準備・持ち物
今回のスペイン・イビサ島もそうですが、レンタカーを利用する場合、特にヨーロッパはMT車が多いです。AT車はそもそもの数が少ないので早めに手配をおすすめします。海外Wi-Fiもお忘れなく。私はグローバルWi-Fiをレンタルしましたが(1日1GB)グーグルマップでナビ代わりにもなるので便利でした。
またドライヤーがホテルにない可能性があるので、髪の毛が長い方は海外で使える小さいドライヤーがあるといいですね。
アメリカなどに行く場合は事前に登録が必要なビザ免除プログラムのESTAが必要となりますので、絶対に忘れてはいけません。
日本食がさみしくなる方は、お菓子やパックになっている梅おかゆを持っていくとほっとしますよ(笑)。
【了】
Writer: 岸田彩美
食べる事とインコが大好き。愛称:あやみん。2011年駒澤大学準ミスグランプリを取得後、ツインリンクもてぎのイメージガール、ツインリンクもてぎエンジェルを務めた。任期中に様々なバイクの楽しみ方に出会いその魅力に心を奪われた。トライアルデモンストレーション、MotoGP 日本グランプリでステージMCなどバイクのイベント出演や司会も務める。