手のひらサイズの極小「KATANA」!! トミカシリーズに新ラインナップ
発売から50周年を迎えた「トミカ」シリーズに、スズキ「KATANA」が新登場します。商品化の背景やこだわり、苦労した点などをうかがいました。
実車のイメージを崩さずにデフォルメ
日本の老舗玩具メーカー「タカラトミー」は、発売から50周年を迎えた「トミカ」シリーズの新商品としてスズキ「KATANA」を発売します。

スズキ「KATANA」は、初代(GSX1100S「KATANA」)が1981年に輸出向けモデルとしてデビューし、2000年に生産終了、そして2019年に新型として復活を遂げ、5月の発売から1カ月で年間計画販売台数の2倍を超える受注となり、発売前から大きな話題となった人気モデルです。
KATANAがトミカのラインナップに加わることに関して、株式会社タカラトミー広報課に話をうかがいました。
──スズキ「KATANA」を商品化した理由や背景は?
(KATANAが)久しぶりに復活するということで、話題性を感じたためです。
──商品化にあたり、もっとも苦労した点やこだわった部分は?
なるべく現車のデザインを崩さないようなパーツ分割とリアフェンダーの再現を心がけたことです。
──どのような方々に購入して欲しいですか?
バイクが好きな方は勿論、お子様たちにも手に取って遊んでいただきたいと思っております。また過去にバイクに乗っていた親御様には、是非お子様とのコミュニケーションツールにして頂いたり、と様々な方たちに手に取って頂きたいと思います。
──今後もバイクを題材とした商品化はお考えですか?
お子様たちがより楽しんでもらえるよう、バイクや乗用車だけに限らず、緊急車両やレースカー、トラックや建機などの働く車等、幅広いラインナップを、その時代に合わせて展開していく予定ですので、バイクを題材とした商品化を検討するというよりは、ラインナップを考えていく中でバイクが「トミカ」になる事はあるかと思います。
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ほかにもバイクをモチーフにしたトミカは、白バイやスーパースポーツバイク、スーパーカブ、ピザのデリバリーバイクなどをラインナップしています。
トミカのスズキ「KATANA」は販売価格(消費税10%込み)495円で2020年3月21日発売の予定でしたが、諸般の事情により延期との発表がありました(2020年2月26日時点)。詳細は決まり次第あらためて発表があるとのことです。
【了】