ホンダ新型「フォルツァ300 Limited Edition」登場 生誕20年目を迎えた長寿モデルに特別仕様車が登場
ホンダ・ヨーロッパは発売から20年の歴史を持つミドルサイズスクーター「フォルツァ300」の新型モデルを発表しました。どのような特徴があるのでしょうか。
精悍な印象のミドルサイズスクーター
ホンダ・ヨーロッパは初登場から20年目を迎えたプレミアムミドルサイズスクーター「Forza(フォルツァ)」シリーズの最新モデル「フォルツァ300 Limited Edition」を発表しました。

ホンダ「フォルツァ」は、なめらかで力強い乗り味、利便性に優れた前・後輪連動ブレーキ(コンビ・ブレーキ)や広い収納スペースを備えたモデルとして2000年に初代モデルが登場しました。
2004年のフルモデルチェンジの際には二輪車として世界初の盗難防止スマートカードキーシステム、ゴルフクラブなどの長尺物や2つのフルフェイスヘルメットが収納出来るシート下スペースなどを備えたフォルツァXおよび、オートマチックの利便性と、6速マニュアルのスポーティーな走りの選択を可能にするHonda Sマチックを搭載したフォルツァZが登場。フォルツァ専用オーディオスピーカーシステムもオプションとして用意されていました。
その後も進化を続けてきたフォルツァは2013年7月に新開発エンジンを搭載した4代目「フォルツァSi」を発売。5年後の2018年にはデザインを一新した5代目が登場。軽量・コンパクトで剛性を最適化した新設計のフレームや、走行状況や好みに合わせて調整が可能な電動式可動スクリーンのほか、サイズアップしたアルミホイールも採用されています。
特別な装備をまとったLimited Edition
ヨーロッパで販売されている「フォルツァ300」の最新モデルは、2018年に日本国内で発売された5代目と同じく、スポーティーな外観とタイトでシャープなサイズとされた車両です。

機能面においては大きなアップデートは無いものの、2020年モデルではグレーと光沢のある黒の外装色、革のシートとホイールリムテに赤いステッチを採用した「Limited Edition」および、スマートキートップボックスを備えた「Deluxe Limited Edition」もラインナップ。
そのほか、クレセントブルーメタリック/パールナイトスターブラック/マットサイノスグレーメタリック/マットパールクールホワイト/リミテッドエディティの5色が用意されているようです。
なお、ホンダ・ジャパンの広報部によると、フォルツァの新型モデルの国内導入は未定とのことです。
【了】