群馬県は飲食系自販機の聖地!? バイクで巡りたい昭和スポット『ピット・イン77』に行ってみた

昭和世代にはおなじみの飲食系自販機。コンビニが全国各地に建ち並び、絶滅したかに見えた飲食系自販機が、群馬県にはなぜか多数残っています。『ピット・イン77』に行ってみました。

いまも残る飲食系自販機、道端のドライブインと言えば……

 昭和世代にはおなじみの飲食系自販機。幼い頃、カップヌードルを自販機で買ってもらい、備え付けのプラスチックフォークでフーフー冷ましながら食べた思い出が蘇ります……。

青空に映える真っ赤な看板が、まさにドライブイン! という感じの『ピット・イン77』。オーナー曰く24時間営業中とのこと

 コンビニが全国各地に建ち並び、絶滅したかに見えた飲食系自販機が、群馬県にはなぜか多数残っています。群馬県太田市(牛沢町332-1)、県道142号線沿いにある『ピット・イン77』もそのひとつです。

 その外観は、まるでアメリカの片田舎にありそうなドライブインを想像させる、青空が似合う真っ赤な看板がレトロでいい雰囲気を醸し出しています。

 飲食系自販機のグルメと言えば、うどん、ラーメン、ハンバーガー、そしてホットトースト! ではないでしょうか?

 このピット・イン77はなんとなくアメリカンな雰囲気がするので、ハンバーガーをチョイスします。「限定コラボバーガー」は、大辛+ハム+PKGMを挟んだ限定バーガーとあります。

「PKGM」とは、「ピリ辛、ガーリック、マヨネーズ」の略だそうです。検索しないと分からない略語、逆に検索したらちゃんと答えが出てくるところに、飲食系自販機ユーザーの存在を感じます。

 これを食すことにします。電子レンジ加熱中は赤いランプが点滅します。なぜか一気に昭和へ戻ったこの感覚は、バイクで来たから、ということもあると思います。穏やかな時間を待つと、それは出てきました。

ハムの上に肉厚のパテ、しっかり加熱されている。いい香りで味はピリ辛

 写真では伝わりにくいのですが、熱くてフカフカしていて、見た目は良い感じです。味は少しスパイシーで、疲れた体には最高です。何よりコスパが素晴らしい!

 この日は寒かったので、ほかの自販機でコーンポタージュと共に食しました。ちなみに、一般的な飲料自販機も完備しています。

 小腹が満たされたところで店内を見渡すと、ガヤガヤ音がする一画があります。ここにはゲームコーナーも隣接されているのです。平日の昼下がり、ご年配の方が一人、遊んでいました。UFOキャッチャーもあります。

 このハンバーガーや麺類の自販機は、富士電機という会社のものです。メンテナンスはおそらく専門業者によるものだと思いますが、すでに20年以上前に生産は止まっており、絶滅状態なのです。

 おしゃれなライダーズカフェも良いものですが、レトロな自販機ドライブインも、バイクの旅の立ち寄りスポットに最適ではないでしょうか。

【了】

【画像】群馬県の自販機店舗『ピット・イン77』潜入

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