【リレー式インタビュー】レーシングライダーのSTAY HOME! 石塚 健選手の場合
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、世界的に外出の自粛が要請されており、モータースポーツも延期や中止が相次いでいます。そんななか、本来であればサーキットでの激しいバトルでファンを楽しませてくれるはずだったレーシングライダー達もSTAY HOMEを余儀なくされています。彼らは、いったいどのように自粛期間を過ごしているのでしょうか。
ビリーズブートキャンプにハマっています
当初はGW明けまでとされていた緊急事態宣言の延長が決定するなど、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大を終息させるための外出自粛が長期化しています。
そんななか、ロードレース界でも相次いでレースの延期や中止が決定。多くのサーキットやトレーニングジムも営業を自粛しています。
レースをする場だけでなく、練習やトレーニングをする場も失ったレーシングライダー達は、いったいどのように自粛期間を過ごしているのでしょうか。
リレー方式でインタビューを行います。まず、ひとり目は、CEVレプソルインターナショナル選手権に参戦予定の、石塚 健(いしづか たけし)選手です。

●プロフィール
名前:石塚 健
生年月日:1995年7月22日
年齢:24歳
出身地:埼玉県
血液型:AB型
身長:165cm
好きな食べ物:スペインのパエリア、辛いラーメン
●レース戦歴
2005年 (9歳) 全日本ポケバイ選手権 各サーキットチャンピオン
2006、2007年 (10歳、11歳) ミニバイク選手権 チャンピオン
2013年 もてぎロードレース選手権 ST600クラス チャンピオン (4戦全勝・コースレコード樹立)
筑波ロードレース選手権 ST600クラス ランキング2位 (1勝・コースレコード樹立)
2014年 全日本ロードレース選手権 ST600クラス ランキング13位(デビュー3戦目 表彰台獲得)
2016年 全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス ランキング5位
FIM EWC 鈴鹿8時間耐久ロードレース SSTクラス優勝
2017年 全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス ランキング7位(表彰台2回獲得)
FIM EWC 鈴鹿8時間耐久ロードレース SSTクラス2位
2019年 FIM CEV REPSOL Moto2 ヨーロピアンチャンピオンシップ ベストリザルト11位
FIM EWC 鈴鹿8時間耐久ロードレース SSTクラス優勝
FIM EWC セパン8時間耐久ロードレース SSTクラス3位

――新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、今年はどのレースに参戦予定でしたか?
FIM CEV REPSOL インターナショナル選手権 Moto2 ヨーロピアンチャンピオンシップに参戦予定でした。
――コロナでの自粛中は、主になにをして過ごしていますか?
家でできるトレーニングやアルバイト、ファンの皆様に楽しんでいただけるような企画を考えたり、SNSの更新や対策グッズ作りなどをおこなっています。
――通常は、どんなトレーニングをしていますか?
バイクでのトレーニングは、250ccで走り込みやダートなどです。ほかには、ジムでのトレーニングや水泳などもおこなっています。
――外出自粛中はどんなトレーニングをしていますか?
ランニングや腹筋ローラー、縄跳びやバランスボールが主ですが、最近はビリーズブートキャンプにハマっています。

――レースができない今、モチベーションをどうやって保っていますか?
目標に変わりはないので、モチベーションは普段となにも変わりません。レースが再開されたあと、成績を残す為の良くも悪くも準備期間だと思っています。
――趣味はなんですか?
レース全般ですね。走るのはもちろんですが、MotoGPなどを見るのも好きです。映画鑑賞や動物も好きですね。でも、睡眠が一番好きかな。(笑)
――憧れのライダーは?
加藤大治郎、バレンティーノ・ロッシ
――将来はなにを目指していますか?
MotoGPクラスのライダーになる事です。
【了】