CAKE製の電動オフロード車「Kalk INK SL」2020年モデルが登場
スウェーデンの電動バイクメーカー「CAKE」は、新型の電動オフロードモデル「Kalk INK SL」を発売しました。どのような特徴があるのでしょうか。
軽量な車体で優れた走行性能を発揮
スウェーデンに拠点を置く電動バイクメーカー「CAKE」は、優れた走行性能を実現した電動オフロードバイク「Kalk INK SL」を発売しました。
高品質で持続可能な性能を持つ製品を開発することを目指すCAKEは、軽量電動オフロードバイクを主軸にした電動バイク専門のメーカーです。電動オフロードバイクを普及させることは環境や野生動物の存続にも有効であるため、同社のバイクではどんなユーザーでも気軽に乗りこなせるように様々なライディングモードを備えています。
実際、開発時のテストでは、経験のない12歳から75歳までの男女、国際的なプロライダーなど100人以上の乗り手でテストを行ったといいます。
そうした取組を行ってきたCAKEの最新モデル「Kalk INK SL」は、乾燥重量68kg、バッテリー重量17kg、合計85kgと軽量に仕上げられた車両で、最高速度は90km／hに設定。トレイル／エンデューロコースで3時間、発進・加速・停止などの. 多様な走行パターンを含んだWMTCモードで86km、70km／hの高速走行では35kmの走行が可能で、満充電までの時間は2.5時間となっいます。
搭載されるモーターは、最高出力10kw、トルクはシャフトで42Nm （ホイールで252Nm）を発揮するもので、軽量な車体、72丁と大きめのリアスプロケットと相まって街中からオフロードまで軽快な走行が可能となっています。
また、CAKEによると、同社の製品はレゴのような作りとなっているため、メンテナンス性にも優れているほか、最新のバッテリーが開発された場合には気軽にアップグレードすることも可能といいます。
極めてシンプルな構造とされたKalk INK SLの価格は1万500ドル、日本円で約113万円となっています。
