“ミント”の前は“原付”だった! 23年の時を経てCMソングに再登場した「サーキットの娘」

可愛らしいスタイリングの初代Vino(ビーノ)に、PUFFYの独特なメロディーとフレーズが耳に残る名曲「サーキットの娘」を掛け合わせたヤマハの起用に興味深いものがあります。

力を抜いて笑顔で生きよう!

 PUFFYの往年の名曲「サーキットの娘」をBGMに、現代の毎日を前向きに生きるさまざまな女性たちの笑顔にフォーカスした『FRISK WHITE(フリスク ホワイト)』のCM。世の中全体が暗いムードにある中、リアルで自然体な笑顔と、「笑って 笑って 笑って♪」という唄に癒されたという人もいるのではないでしょうか。

PUFFYは、ヤマハ『初代Vino(ビーノ)』のイメージキャラクターに起用されていました

「サーキットの娘」は、奥田民生プロデュースのもとPUFFYの3rdシングルとして1997年3月12日にリリースされました。池沢さとしによる人気レース漫画『サーキットの狼』をタイトルの元ネタに、レースクイーンをテーマとしたこの曲は、累計売上100万枚を超える大ヒットを記録。あれから23年もの月日が経過していることに驚きを隠せませんが、当時を知らない世代の間でも、独特なメロディーとフレーズが耳に残ると話題のようです。

 そんな「サーキットの娘」がCMソングに使用されたのは、今回が初めてではありません。PUFFYは同曲のシングルリリースとほぼ同じタイミング(1997年3月8日)で発売されたヤマハのスクーター『Vino(ビーノ)』のイメージキャラクターに起用され、そのCMソングとして大量オンエア。さらに、CDジャケットイラストやミュージックビデオには2人がVinoにまたがる様子が描かれるなど、強力なタイアップ展開がなされました。

ヤマハの原付スクーター「Vino(1998年型)」

 ヤマハの50cc原付ではスタンダードな2ストロークエンジンを搭載した初代Vinoは、丸くて大きなヘッドライトや、レトロ調で可愛らしくファッション性の高いデザインが特徴。取り回しやすい軽量ボディや、“家から5キロの大冒険”というキャッチフレーズ、親しみやすいPUFFYのキャラクターなども相まって、Vinoは瞬く間に女性からの人気を獲得したのでした。

 独自のゆる~いスタイルをもって“脱力系”と言われ続けたPUFFYですが、いまも昔も、毎日を等身大で生きる女性たちに向けた商品/製品のCM曲に「サーキットの娘」が起用されたという事実は興味深いものがあります。時代背景や社会情勢は変われど、肩の力を抜いて笑顔でいることは長い人生を歩む上での重要なメソッドなのかもしれません。

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