キャンプツーリングで湯沸かしどうしてる? コンパクト収納で時短のヒートエクスチェンジャーが便利!

キャンプツーリングにおススメのアイテム、たった数分で素早くお湯を沸かせる「ヒートエクスチェンジャー」付きのクッカーを試してみました。

王者『ジェットボイル』に続く、中国製の実力は!?

 アウトドアで飲む淹れたてのコーヒーは格別の味、ただのカップラーメンでさえ至福の時間を味わえるものです。そこで必要になってくるのが沸騰したお湯。簡単に素早く準備できるアイテムを試してみました。

Fire-Mapleから発売されている『ヒートエクスチェンジャー搭載クッカー(FMC217)』。クッカーの大小セットのみなので、底の形状に合うストーブや燃料は別途用意する必要がある

 クッカーの底に付けられた蛇腹状のフィン『フラックスリング(ヒートエクスチェンジャー機構)』により、熱を受ける面積を増やして熱伝導率を大幅に向上することで、水から素早く沸騰させることを可能にした『JETBOIL(ジェットボイル)』はすでにおなじみですが、それに似た構造を持つ、安価で手ごろな『Fire-Mpale(ファイヤー・メープル)』製クッカーの性能も試してみました。

 しかしジェットボイルが登場したときは、アウトドアファンを歓喜させました。水を沸騰させるのに要する時間を大幅に削減したからです。クッカー内に熱を閉じ込め、横風にも強く、とくに寒い日のアウトドアではたいへん重宝します。

 そのスリムさ、コンパクトな形状は、荷物を極力コンパクトにまとめたいバイクツーリングにも最適なのです。様々なパーツをクッカー内に収納することができるオールインワン設計で、バックパッカーにも愛用されています。

 最近は様々なメーカーから似た構造を持つクッカーが登場し、通販サイトなどでも手軽に購入できるようになりました。

クッカーの底は蛇腹状になっていて熱を効率よく伝える構造。これにより素早い湯沸かしが可能に

 その中でも、以前試しにと購入してみたガスランタンと同じ中国のブランド、Fire-Mapleのヒートエクスチェンジャー搭載クッカー(FMC-217)をテストしてみました。なんと、大手通販サイトで3,080円! 日本正規品で3年長期保証です。この製品は0.9Lのポットと、蓋代わりになる0.5Lのクッカーがセットの2缶タイプで、重量は268gです。

 使用するうえで肝心なのは、このクッカーの底の形状に合うストーブを選ぶこと。ジェットボイルのようにガスカートリッジとクッカーを連結する専用のバーナーヘッドは付属しておらず、ガスストーブのコンロの上に載せるだけなのです。

 底の構造上、なるべくコンロ部の径が小さいものを選ぶ必要があります。ここではアウトドアギアの定番「イワタニ」の『ジュニアコンパクトバーナー』を合わせます。これはかなり相性が良くおススメです。構造もシンプルで、コンビニやスーパーでも入手しやすいCB缶(カセットボンベ)を利用できます。

イワタニ『ジュニアコンパクトバーナー』はコンロの径が細く、蛇腹に対してしっかり熱が当たる。コンパクトで高性能。バイクツーリングにおススメの逸品

 さて、気になる沸騰までの時間は……0.4Lほどで2分20秒! 十分早いです。

 ちなみに、ソロキャンパーにおなじみの「キャプテンスタッグ」の小型ガスバーナーでも試しましたが、製品そのもの自体は全く文句ない良品なのですが、コンロ径が広すぎてFire-Mapleの蛇腹スリット外を温めてしまうため、少し効率が悪かったです。

 もう 一方、本家ジェットボイルからは、ラインナップのなかでもシンプルでコストパフォーマンスの高いモデル『ジェットボイルZIP』を試します。参考まで、オンラインショップでは1万500円(税抜)で販売中でした。

 調理容量は0.5Lで、沸騰到達時間はメーカー数値で約2分30秒。燃料は『ジェットパワー100G』を使用し、1缶で約12Lの水を沸騰可能です。ガス缶を除いた重量は400g。
気になる湯沸かし時間は……0.4Lで1分42秒! 早いっ! さすが、ジェットボイルの威力はすごいです。横風の影響もほぼありません。

ジェットボイルの中でもコンパクトでコスパが高い『ジェットボイルZIP』。大きなライターが付属するモデルは1万5000円から1万8000円ほど

 ジェットボイルの登場でアウトドアでの湯沸かしがイージーになりました。コスパを考えるとアフターブランド品も捨てがたいものですが、ヒートエクスチェンジャー付きのクッカーがあれば、気に入ったところでササっとコーヒーを沸かすこともできて、ツーリングライダーにもおススメできます。

【了】

【画像】ヒートエクスチェンジャー搭載クッカーを試してみた(8枚)

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