悪天候こそリラックス? SK FREESTYLE SHINの神ワザスタントショー!

濃霧に強風、バイカーズパラダイス南箱根で行われたイベントで披露されたバイクのスタントショー。マシンを圧倒的なテクニックで扱う「SK FREESTYLE SHIN」こと木下真輔さんは、見ている観客の熱さで悪天候でもパフォーマンスにキレが出ると言います!

悪天候の中でもお客さん重視のスタントショーを見せる!

 去る7月4日、バイカーズパラダイス南箱根にて「WITH HARLEY」というバイク雑誌のイベントが行われました。開催の日の天気は大荒れで、外での展示は中止になり、集まった人々は屋内で距離を取りながら参加していました。しかし悪天候の中、唯一屋外で行われたイベントがありました。バイクのスタントショーです。

「SK FREESTYLE SHIN」こと木下真輔さん。フリースタイルのエクストリームバイクの選手として世界中で活躍

 現れた車両はトライアンフ、ストリートトリプル。ハーレーのイベントですが、メーカーの垣根を超えスペシャルなバイクのスタントショーを見てもらいたいと企画されました。スタントを披露した「SK FREESTYLE SHIN」こと木下真輔さんは、フリースタイルのエクストリームバイクの選手として国内のみならず世界中で活躍し、モンスターエナジーやピレリなど、様々な企業にサポートされそのキャリアは20年近く、これまで様々な賞も獲得しています。

 スタントショーの会場となった駐車場に出ると、バイクに跨がり踏ん張るだけでも難しいのでは、と思うほどの強い風が吹いていました。「本当にこの天候の中できるのだろうか?」そんな半信半疑の観客達は木下さんが走りだすと一瞬で心を奪われます。

濃霧のために視界は真っ白。強風の中のヘッドスタンドは圧巻

 スタンディングウィリー、ストッピー、ヘッドスタンド、シートに立つクライスト、後ろ向きに乗るスイッチバック。強風をものともせずに何度も、何度も大技を披露する木下さんに、その時ばかりはコロナも悪天候も忘れ、観客の皆さんは大興奮。

 木下さん「強風だったので安全第一で走りました。ウィリーをすると上(フロントアップした際の前輪)の方が、風が強かったです。風よりも草やひび割れなどの路面コンディションの方が気にはなりましたが、今回のような悪天候では逆にリラックスして走りました。力が入ると危ないですから」

 リラックス、だなんて全く想像ができません。また思っていたより時間が長く、まだやってくれるんだ!という驚きもありました。スタントショーで常に心がけていることはありますか?

見ているだけでも大変な風の中、想像を超えた様々な技を披露した

 木下さん「いつもですが、お客さんの温度やその日の状況を見ながらやります。今回は特にコロナウィルスで閉塞的な毎日を過ごしていると思うので、楽しんで貰いたいと思いました」

 スタント用のバイクのパーツは全て自分で製作されているそうで、以前はバイクショップに勤めており2級整備士の資格も保有しているそうです。木下さんは、スタントのみならず実際に乗りながらMCをすることもあるそうで、「当然ハードですが、できてしまうんです」とさらっと言います。

 木下さん「僕たちのやっていることは『ライブ』のエンターテインメント。現場で一緒に体感してもらってその場の興奮や感動を共有するしかないと思っています。見て楽しんでもらって、話しかけてもらえるのが一番嬉しいですね」

スタント後の「SK FREESTYLE SHIN」こと木下真輔さん

木下さんの『ライブ』へのこだわりは、今まで一つ一つ積み上げてきたスタントショーでの自分、そして観客の「熱量」を信じて止まないからでしょう。インターネットや動画では伝えきれない、『ライブの熱量』。まだまだ身動きのできない今、その熱は静かに増幅中。きっとまた観客の前で、さらにパワーアップし興奮渦巻くエンターテインメントを披露してくれるでしょう。

【了】

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