MotoGP第13戦 スズキが38年ぶりの1・2フィニッシュ ジョアン・ミルが初優勝
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP MotoGPクラスの決勝が11月8日リカルド・トルモで行われました。どのような結果になったのでしょうか。
スズキが38年ぶりに1・2フィニッシュ
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP MotoGPクラスの決勝が11月8日リカルド・トルモで行われました。

ポル・エスパルガロ選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)、アレックス・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)、中上貴晶選手(LCRホンダ・イデミツ)がフロントロウを獲得したヨーロッパGPでは、スタートから2周目でA・リンス選手がトップを奪取。
4周目には5番手スタートのジョアン・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)が2番手につけ、スズキ勢が1・2でレースを進めます。
レース終盤、17周目にはJ・ミル選手がA・リンス選手を交わしトップに浮上。その後はペースを上げA・リンス選手を引き離しそのまま1位でフィニッシュ。2位はA・リンス選手、3位はP・エスパルガロ選手という結果になりました。
これにより、スズキは1982年の西ドイツGP以来、38年ぶりに1・2フィニッシュを達成しました。
レースを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■J・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)

「チームと私のおかげで完璧な週末を過ごすことができました。タイトル争いをしているときに100%の力を出すのは難しいです。しかし、自分のすべきことはわかっていたし、マシンのフィーリングも最高でした。
MotoGPのレースで優勝できたことは、言葉では言い表せないほど素晴らしいことです。トップとの差はまだ縮まっていないので、来週に向けて集中して仕事を続けていかなければならないでしょう」。
■A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)

「レースの大部分をリードしていたので、終始トップを目指していたが、17周目の第11コーナーでギアを入れ損ねてしまい、ワイドになってしまいジョアンに抜かれてしまった。彼のペースがとても良かったので、頑張ってもついていくのはとても難しかったです。
僕にとっては完璧な結果ではなかったですが、チームにとっては素晴らしい一日でした。ジョアンは念願の優勝を果たし、スズキはワンツーフィニッシュを果たし、僕は20ポイントを獲得してチャンピオン獲得に貢献できました。だからハッピーだよ。まだまだポイントはたくさん残っているので、次の週も頑張りたいと思います」。
■P・エスパルガロ選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)

「彼らは速かったけど、僕はブレーキで追いついていました。コーナースピードが少し落ちて、エイペックスを通過してしまいましたが、ハードフロントとミディアムリアのタイヤを選択したので、完璧な選択でした。
その選択のためのデータはゼロでしたが、ギャンブルをしてタイムを稼いでいました。本当に満足しています。KTMにとっても僕自身にとっても、またひとつ表彰台を獲得できたことに、とても満足しています
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なお、今回のレースを終え、J・ミル選手が162ポイントでランキングトップをキープ。2位はF・クラルタラロ選手とA・リンス選手(125ポイント)、4位はM・ビニャーレス選手(121ポイント)、5位はF・モルビデリ選手とA・ドヴィツィオーゾ選手(117ポイント)と2位以下の混戦状態が続いています。
【了】



