独創的で美しい冒険の旅へ誘うバイクアニメ『Away』

ラトビア人クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが一人で製作・監督・編集・音楽の全てを担当したアニメーション映画『Away』が2020年12月11日(金)より公開されます。

美しい背景の中をバイクで駆け抜けるロードムービー

 ラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディス(Gints Zilbalodis)が、たった一人で製作・監督・編集・音楽の全てを担当し、3年半の歳月をかけて作り上げた長編デビュー作、映画『Away』が2020年12月11日(金)より公開されます。

 飛行機事故で島に不時着した少年が、様々な土地をバイクで駆け抜けるロードムービー。幻想的で美しい風景のなかを疾走する姿に思わず心が躍ります。

バイクで美しい風景を駆け抜ける (c)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.

 独創的な世界観について、監督は「あるキャラクターや風景は、私が体験した映画やビデオゲーム、旅行から、直接インスピレーションを受けました。 

 アイスランドや(カナリア諸島に位置する)スペインのランサローテ島への旅は『Away』の美しい風景にもインスピレーションを与えています」と自身の体験に基づいていると語っています。

様々な作品や旅行からインスピレーションを受け製作された映画『Away』 (c)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.

 また、バイクの描写については様々な作品から影響を受けているそうで、「バイクのシーンは、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2003年)などの映画にダイレクトな影響を受けました。

 バイクに乗って、史上最高のサウンドトラックを持っているだけでなく、様々な人に出会っていくんです。『栄光のライダー』(1971年)はバイクに関する優れたドキュメンタリーなのですが、複雑なショットが収録されていてインスパイアされました」と、制作秘話を明かしています。

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