The Motoworks「スズキ・GT380」カスタムを公開 質の高さに拘ったユニークな2スト・カスタム
米国ニューヨーク州のカスタムバイクショップ「The Motoworks」は、70年代に製造されたスズキ「GT380」のカスタムバイクを公開しました。どのような一台なのでしょうか。
クリーンなイメージの2スト・カスタム
米国ニューヨーク州のカスタムバイクショップ「The Motoworks」は、70年代に製造されたスズキ「GT380」のカスタムバイクを公開しました。

GT380カスタムを製作したThe Motoworksは、アルミ削り出しパーツやカーボンファイバー製の部品製作、バイクの性能向上などを行うショップです。
最新のカスタムバイクであるGT380カスタムでは、燃料タンクとオイルタンクを内蔵したユニークな形状のワンオフ(一点物)スチール製フレームを基軸に、フロントフォークをスズキ「GSX-R600」用に変更。リアサスペンションはオーリンズ製が採用されています。

また、搭載されるエンジンはポートタイミングや圧縮比を変更してリビルドされていますが、外装パーツにおいては最新のCNC(コンピュータ数値制御)加工技術を用いることで緻密な設計とされています。
なお、製作者であるSean Pelletier氏はこの一台について「非常に質の高いバイクをいかに早く作ることができるかという点に拘った」と語りますが、製作には週20時間作業して6カ月費やしたといいます。
レトロでありながら、どことなく新しさも感じられるニューヨーク発のGT380カスタム。メーカー製のコンセプトバイクのような高い完成度が印象に残る一台です。
【了】