年末の8日間に開催される世界的なサイクリングイベント 『Rapha Festive500』ってナンだ!?

2010年から「Rapha(ラファ)」というイギリスのサイクルウエアブランドが「クリスマスイブの12月24日から大晦日の12月31日の8日間にわたり500kmを走破しよう」というソロライドチャレンジ『Rapha FESTIVE500』を実施しています。

サイクリストにとって、もはや冬の風物詩か儀式か……

 2010年から「Rapha(ラファ)」というイギリスのサイクルウエアブランドが「クリスマスイブの12月24日から大晦日の12月31日の8日間にわたり500kmを走破しよう」というソロライドチャレンジ『Rapha FESTIVE500』を実施しています。筆者(山本健一)もチャレンジしてみたのでその様子をご紹介します。

『Rapha FESTIVE500』に参加した筆者(山本健一)は12月24日の深夜0時にスタート

 冬のライドは厳しいですから、冬ごもりしてしまうサイクリストも少なくありません。バイクに跨って走ること自体きつい上に寒さも重なったら当然です。そこで走る動機付けとしてこの企画が立ち上がりました。

 そんなチャレンジも、いまや真冬の風物詩となったようです。当時のラファのデザイナー個人の挑戦から始まり、初開催の2010年は100人弱の参加者数だったといいます。それが10年という時を経て世界的なチャレンジイベントへと成長し、参加者の総距離は1億3000万km以上にもなり、世界中のサイクリストの間で儀式とも言えるイベントになっています。

2020年で11年目を迎える世界的なチャレンジイベント『Rapha FESTIVE500』

 2020年は11年目の開催となり、この期間に距離を稼ぐ方法として、バーチャルライド(ズイフト)が加わるなど、新しい生活様式に寄り添った進化をしています。

 このチャレンジの様子をSNSなど「#Festive500」というハッシュタグでシェアすることにより、多くのサイクリストに刺激を与えることができます。

 参加するのは簡単で、STRAVA(アスリート向けソーシャルネットワーク)に登録し、サイト内のに設けられたチャレンジ参加をすればOK。そしてライドのデータをアップロードし、期間内に距離を積算していきます。見事達成するとアチーブメントを獲得することができます。

御宿付近で日の出を迎えました。あいにくの曇りでご来光は拝めず

 さて、筆者も早速12月24日の初日にFESTIVE500達成を目指して走りました。年末にかけてスケジュールも埋まっているので、思い切って1日で達成を目指すことに。そこで、関東でも比較的温暖で、起伏の少ない千葉県で実施することにしました。県境をなぞると530km前後、これなら1周走れば達成! ということで、午前0時の開催直後からスタートしました。

 サイクリングは日中のイメージがありますが、超ロングライドの場合はナイトライドも考慮されています。視界を保つ、視認性を高めるといった装備は充実していて、それらを装備して走りました。

 パンクあり、向かい風ありと紆余曲折もありましたが、およそ19時間でフィニッシュし、めでたく500km走破を達成しました。

18時間59分でフィニッシュ。大変疲れました

 2020年はコロナ禍でこれまでの日常を失ってしまいました。自転車スポーツの世界にも多大な影響を与え、イベントや大会は軒並み中止に。この厳しい社会情勢の中でも、取り組み方法で楽しむこともできます。

『Rapha FESTIVE500』は12月31日までのライドが有効です。これからでも間に合いますので、興味を持たれたサイクリストの皆さんは、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

【了】

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Writer: 山本健一

サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。

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