燃費が良いのか悪いのか? ガス欠を経験して心をあらためる ~木下隆之の、またがっちゃいましたVol.81~

レーシングドライバーの木下隆之さん(筆者)は、所有するホンダ「モンキー」の燃費が良いのか悪いのか判断がつきかねると言います。どういうことなのでしょうか?

もしものときに、ガス欠では意味がない!!

 僕(筆者:木下隆之)が所有している原付バイク、ホンダ「モンキー」で初めてガソリンスタンドに行った。購入したのが4年前、これまでの走行距離が369kmだ。港町に住んでおり、葉山しらすを買いに行ったり、鎌倉野菜を育てている農家の直売所に行ったり、いかにも原付バイクらしい使い方に徹しているから距離が伸びない。だからようやくガソリンスタンドでの給油を経験したのである。

走行距離がまったく伸びない筆者(木下隆之)が所有するホンダ「モンキー」

 じつは、一度ガス欠を経験している。やはりその時も葉山しらすを求めて漁師が経営する「紋四郎丸」まで行ったのだが、突然エンジンが吹けなくなって大慌てしたことがある。知人のガソリン配給車を手配して満タンにしてもらったから、正確には満タン給油は2度目なのだが、ガソリンスタンドに乗り付けるのは初めてというわけだ。ちなみに、購入時には満タン納車だった。

 走行距離369kmで満タン2回。ガソリンタンク容量は3.4リッターだから、タンクギリギリまで注いだとして、燃費は54.2km/lという計算だ。バイク経験が浅いから、この数字が良いのか悪いのか判断がつきかねる。

 たった50ccの単気筒エンジンでテケテケやっているのに54.2km/lだと思えば意外にガス喰い虫とも思えるし、仕事柄、3.0km/lだ5.0km/lだというモンスターカーにも接しているから、経済的のようにも思える。

 とはいうものの、前回がそうであったように、ガス欠してしまうのは給油という習慣がないからであろう。4年で2度の給油はつまり、2年に一度しか給油しないのである。もはや、ガソリン残量を気にする習慣がない。というのだからやはり、驚くほど燃費の良い乗り物だと言うことができるだろう。

現役レーシングドライバーの筆者(木下隆之)と、自身が所有するホンダ「モンキー」

 以前のこと、このコラムで白状しているけれど、モンキーの購入を正当化させたのは災害時に便利だから……である。給水所や配給所に通うのに、原付バイクがあれば都合が良いから、というわけだ。確かに燃費が良いってことは、程度にもよるが災害復旧までは活躍し続けてくれそうである。もちろん、その時に満タンだったら、という条件付きだが……。

 というわけで、これらかは頻繁に満タン給油することにします。

「あいつのモンキー、燃費悪いんじゃね?」って言われない程度に……。

【了】

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Writer: 木下隆之

1960年5月5日生まれ。明治学院大学卒業後、出版社編集部勤務し独立。プロレーシングドライバーとして全日本選手権レースで優勝するなど国内外のトップカテゴリーで活躍。スーパー耐久レースでは5度のチャンピオン獲得。最多勝記録更新中。ニュルブルクリンク24時間レースでも優勝。自動車評論家としても活動。日本カーオブザイヤー選考委員。日本ボートオブザイヤー選考委員。

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