ホンダ「グロム」市販予定車公開 5速ミッションの採用でより機敏に

ホンダはフルモデルチェンジした原付二種モデル「GROM(グロム)」の市販予定車を公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

柔軟なカスタマイズ性を備えた新型モデル

 ホンダはフルモデルチェンジした原付二種モデル「GROM(グロム)」の市販予定車を公開しました。

ホンダ「GROM(グロム)」2021年モデル

 2013年に登場して以来、世界中で支持されているグロムは、1960年代のモンキーから始まり、ダックスやエイプなどを経て現在に至るまでのホンダ製ミニバイクの伝統を踏襲した最新モデルです。

 日本に先駆け、欧州においてはMSX125(Mini Street X-tremeの略称)からMSX125 Gromに名称変更し販売されている最新のグロムは、すでにタイ市場へも導入。

 フルモデルチェンジしたグロムでは5速ミッションを備えた排気量125ccの空冷エンジンを搭載した上で、カスタマイズ性を促進するクイックリリースボディワークを採用した新デザインを採用しています。

 また、最新のグロムでは新デザインのLEDヘッドライトやイエロー・スプリングのリアサスサスペンションを採用することで、個性的なスタイリングを際立たせていますが、シート高は、従来モデルよりも1mm高い761mmに設定されています。

公道仕様車に先駆けて公開されているホンダ「GROM(グロム)」最新モデルのレースベース車

 日本市場においては2021年3月よりレースベース車も供給さる予定の新型グロム。発売日や価格等、詳細が気になるところです。

【了】

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