デイヴィッド・バーンとスパイク・リーが奇跡のコラボ『アメリカン・ユートピア』
元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンと鬼才スパイク・リー監督が奇跡のコラボを果たした音楽映画『アメリカン・ユートピア』はコロナウイルス感染拡大の影響で公開日未定となりました。また、公開延期になり、新たな公開日は未定とのことです。
傑作ブロードウェイ・ショーがスクリーンに
元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンと鬼才スパイク・リー監督が奇跡のコラボレーションを果たした音楽映画『アメリカン・ユートピア』はコロナウイルス感染拡大の影響で公開日未定となりました。また、公開延期になり、新たな公開日は未定とのことです。

映画の原案となったのは2018年にバーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」。この作品のワールドツアー後、19年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、映像化の可能性を考えたバーンがリー監督に声をかけたことで、映画化がスタートしました。
バーンのライブ映画としては、トーキング・ヘッズ時代に傑作『ストップ・メイキング・センス』(1984年)が作られましたが、バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライブ映画が完成。海外では早くも高い評価を得ています。
リー監督と言えば『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989年)や『ブラック・クランズマン』(2018年)など、人種問題を鋭くえぐる作品を多数発表し、黒人社会を代表する社会派監督としても知られています。
2019年に世界的なブランド「COACH」がプロデュースし、俳優のマイケル・B・ジョーダンが黒いハーレーダビッドソンのストリート750(XG750)をカスタムしたバイクに乗って荒野を旅するショートフィルム『Words Matter』も話題になりました。

デイヴィッド・バーンが新たな仲間である11人のミュージシャンやダンサーと舞台の上を縦横無尽に動きまわり、混迷の時代を生きる現代人の意識をゆさぶる音楽映画『アメリカン・ユートピア』は公開日未定となっています。公開延期になり、新たな公開日は未定とのことです。