ドゥカティ「SuperSport 950」発売 「パニガーレV4」のイメージを投影した入門モデルが日本上陸
ドゥカティは2020年11月にドゥカティ・ワールド・プレミア2021で発表した新型モデル「SuperSport 950(スーパースポーツ950)」を日本市場に導入します。どのような特徴があるのかを改めて振り返ってみましょう。
ドゥカティ製スポーツバイクの入門モデル
ドゥカティは2020年11月にドゥカティ・ワールド・プレミア2021で発表した新型モデル「SuperSport 950(スーパースポーツ950)」を5月29日に発売します。

ドゥカティ製スポーツバイクの入門モデルという位置づけにあるスーパースポーツ950は「スーパースポーツ」の後継車といえる機種で、ドゥカティ独特の美学や電子デバイス、豊富な装備を一新するとともに、ユーロ5規制にも対応しています。
ドゥカティ製スポーツバイクの頂点である「パニガーレV4」を彷彿とさせるエアベントを備えるスーパースポーツ950では、ヘッドライト側面の2つの開口部から導入されたエアをライダーの足元にエアを送り込む一対のフィンを介してヘッドライトと統合したフェアリングを採用。熱に対する快適性が向上しています。

また、搭載される排気量937ccのドゥカティ・テスタストレッタ11° 2気筒エンジンは最高出力110ps/9000rpm、最大トルク93Nm/6500rpmを発揮。セルフ・ブリーディング・ラジアルポンプを備えた湿式クラッチは新たに油圧式となり、クラッチ・レバーの調整も可能となっています。
なお、より上質な前後サスペンションを採用した「スーパースポーツ950S」の外装色はレッドとアークテック・ホワイトの2色展開で価格(消費税10%込)は189万9000円から、ベースグレードのスーパースポーツ950はレッドのみの展開で170万5000円となっています。
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