BMW Motorrad新型電動バイク「CE 04」発表 最大130kmの航続距離を実現した都市型モビリティ登場

BMW Motorradは新型の電動バイク「CE 04」を発表しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。

近未来的な雰囲気を醸し出す最新電動スクーター

 BMW Motorradは新型の電動バイク「CE 04」を発表しました。

BMW Motorradの新型電動バイク「CE 04」

 2020年に公開したコンセプトモデルDefinition CE 04」の量産モデルとなるCE 04は、定格出力15kW、最大出力31kWを発揮する電動スクーターで、8.9kWhのバッテリーを搭載することで約130km(低出力バージョンでは100km)の市街地走行を可能にしています。

BMW Motorradの新型電動バイク「CE 04」

 BMWの四輪車で採用されている技術を取り入れたCE 04は、家庭用コンセントで4時間20分、急速充電を使用することでバッテリーが完全になくなってから1時間40分で充電可能で、バッテリー残量が20%しかなく、80%まで充電したい場合はわずか45分で行うことが可能といいます。

 また、CE 04では走行安定性を向上させるオートマチック・スタビリティ・コントロールに加え、オプションでとして内燃機関を搭載したBMW製バイクのオートマチック・スタビリティ・コントロールに匹敵すダイナミック・トラクション・コントロールも用意。

BMW Motorradの新型電動バイク「CE 04」

 日常的な使用に適した3つのライディングモード「ECO」、「Rain」、「Road」を標準装備し、さらに走りの楽しさを高める「ダイナミック」ライディング・モードも工場出荷時のオプションとして用意されています。

 その他、CE04では最新のABSシステムや、地図ナビゲーションとコネクティビティを統合した10.25インチTFTカラー・スクリーンなどを標準装備。視認性に優れたフルLED灯火類も装備されています。

「C Evolution」に続く電動スクーターとして登場したBMW Motorrad「CE 04」がどのような走行性と利便性を見せてくれるのか気になるところです。

【了】

【画像】BMW Motorradの新型電動バイク「CE 04」の画像を見る(31枚)

画像ギャラリー

最新記事