バイク初心者の高梨はづきが、スポーティーで扱いやすいヤマハのスーパースポーツ「YZF-R3 ABS」に乗ってみました!

「毎日乗れるスーパースポーツ」をコンセプトにしたYZF-R3は、高い走行性能とカッコよさ、日常での扱いやすさも兼ね備え、若い人を中心に人気となっています。バイク初心者で舞台女優、声優として活躍する高梨はづきさんが、スタイルや足つき、取り回し、乗り味をチェックしてみました!

日常での扱いやすさを保ちつつ、趣味性やスポーツ性を高めたYZF-R3

 高いスポーツ性とスマートなルックス、日常での扱いやすさも兼ね備えたのが、ヤマハのYZF-Rシリーズのアンダー400クラス。「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発されたのが「YZF-R3 ABS」と「YZF-R25 ABS」です。

ヤマハのスーパースポーツ「YZF-R3」に試乗します

 兄貴分となるYZF-R3は、320ccの水冷4ストロークDOHC直列2気筒エンジンを搭載。車検が必要な排気量ですが、最高出力が31kW(42?ps)もあるので高速道路でもゆとりあるパワーを発揮してくれます。日常での扱いさすさを保ちつつも、より趣味性、スポーツ性を追求したモデルとなっています。

 実際の乗り味も気になるところです。そこで、バイク初心者から中級にステップアップ中の高梨はづきさんが、街中から高速道路まで試乗。スタイルから足つき、取り回し、乗り味までチェックしてみました!

ムダのないフォルムがチーターみたい! かっこよさにホレボレ

 みなさん、こんにちは! 高梨はづきです。今回紹介するYZF-R3ですが、最初に見た時から「YAMAHAカラー全開でかっこい~~!!」ってホレボレしてしまいました。鮮やかなブルーがキレイで、少し紫っぽい色味も入っているように見えました。ヤマハさんのコーポレートカラーなだけあってやはり奥が深いブルーのカラーリングです。

丸みのあるカウルの中にシャープさも随所に持ち合わせています

 カウルには丸みがありますが、きちんと筋が通ったような形状です。風切りよさそうなムダの無いフォルムで、例えると『耳を伏せながら全力で走っているチーター』みたいで引き寄せられます。

 またがってみると、見た目の割にすごくフィットしてくれました。タンクが大きいのでこちらがバイクを包み込むような姿勢になるのに、不思議とバイクに包まれてるかのような安心感がありました。これが人間工学なのでしょうか…。

YZF-R3の足つき性は、身長158cmの私でも両足ともに土踏まずから先がシッカリと着きます

 足着きに関しては、身長158cmの私でも両足ともに土踏まずから先がシッカリ着きました。きっと男性ならベッタリだと思いますが、女性でも安定して乗れると思います。

 普段、クラシックスタイルのバイクに乗っている私からすると、フロントが大きい感じがして取り回しに不安がありました。実際は車体が軽くて、ハンドルがサクサクと切れます。バイクをしっかり起こして動かすことができれば、問題ありません。

コーナーを攻めてる感じに、走るのがどんどん楽しくなります。

 まずは、イグニッションキーをオン! モニターが起動した瞬間のギミックがカッコいい。メーターは情報が豊富でわかりやすく表示してくれます。ウィンカーのインジケーターランプもあるので、曲がった後に消し忘れがあっても一目で気が付かせてくれるのはありがたいです。私、ウインカーの消し忘れ、よくやってしまう人なので…。

セルボタンは、下にスライドさせるタイプを採用しています

 次に普段の感じで始動させようとしたら「あれ?」と迷ってしまいました。セルボタンは押すタイプではなく、下にスライドさせるタイプなんですね。現行モデルをすべて知っているわけではないのですが、慣れていないのでなんだか特別な感じがします。

 無事にエンジンスタート。身体に受ける振動は少なくて、なんだか背筋が伸びます。ウィンドシールドはあまり大きくないけど、前傾姿勢になる分、風の抵抗をダイレクトに受けずに乗っていられそうです。

走り出しは軽やかで、乗車姿勢も思ったより前かがみになりません

 走り出しはスーッと軽やか。まだまだスポーツバイクに乗り慣れていない私ですが、パワーに振り回されることなく、操作感もよくてすぐに馴染みました。乗車姿勢は前傾でタンクを抱え込むような体勢ですが、思ったより前かがみになりません。低速走行でも安定していて余裕のある走りを見せてくれて、初心者でも乗りこなせる優しい感じです。

 アクセルを開けてスピードを上げてもまだ余裕があり、どんどん進んでくれるトルク感があります。前傾姿勢のためかバイクの重心が中心よりも少し前にあるように感じたのですが、そのおかげでコーナーを攻めてるって気持ちになれます。

コーナリングでは車体の軽さもありパタパタと倒れてくれるので、どんどん楽しくなります

 ストレートは安定した走り、コーナリングでは車体の軽さもあってパタパタと倒れてくれるので、どんどん楽しくなってきます。ついつい調子に乗ってしまうので気を引き締めながら乗る感じですね。街乗りはもちろん、高速は特に楽チンで最高です!

 フロントのボリューム感が最初は怖かったのですが、それもすぐに慣れるくらい優しいバイクなのは乗ってみたら分かります。ブレーキの効きもよく、そこそこスピードを出してもしっかり止まってくれるので安心です。坂道などでもズズズッと滑ることなく効いてくれました。

オンロードであればバイクの楽しさを教えてくれるR3は、オススメです

 ギアを変えた瞬間の滑らかさもビギナーがつまづかないポイントかも。ビギナーの私でもとても乗りやすいと感じました。初購入するバイクにもオススメできます! 街中から高速道路、山道まで走りましたが、オンロードであればシーンを問わずオールラウンドで楽しめるので、R3がバイクの楽しさを教えてくれるんじゃないでしょうか。

 もし機会があったら、ぜひ体験してみて欲しいです。男性が乗っていてもカッコいいけど、女性が乗っていたらさらにカッコいいと思います! ツーリングにもってこいなバイクなので、みんなでツーリングに出かけたいですね。魅惑のR3に私…ハマりそうです(笑)。

YAMAHA YZF-R3 ABS

■YAMAHA YZF-R3 ABS
全長×全幅×全高:2090×730×1140mm
軸距:1380mm
最低地上高:160mm
シート高:780mm
車両重量:170kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:320cc
内径×行程:68.0×44.1mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:31kW(42PS)/10750rpm
最大トルク:29N・m(3.0kgf・m)/9000rpm
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前 110/70R17M/C(54H)、後 140/70R17M/C(66H)(前後チューブレス)
ブレーキ形式:前 油圧式シングルディスクブレーキ、後 油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:68万7500円(消費税10%込)

【了】

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