ハーレーの電動バイク「ライブワイヤー」最新カスタム 性能はそのままにアルミ製外装で雰囲気を一新
オランダのカスタムショップ「Moto Adonis」は、ハーレーダビッドソン発の電動バイク「LiveWire(ライブワイヤー)」をベースにしたカスタムバイクを公開しました。どのようなカスタムが施されたのでしょうか。
オランダ発の電動バイク最新カスタム
オランダのカスタムショップ「Moto Adonis」は、ハーレーダビッドソン発の電動バイク「LiveWire(ライブワイヤー)」をベースにしたカスタムバイクを公開しました。

2012年にオランダで設立されたMoto Adonisは、子供の頃からクールなものを作り続けてきた2人の友人Arthur Renkema氏とJob Leussink氏により立ち上げられたショップで、これまでにもヤマハやホンダ、BMW MotorradやDucatiなど、メーカーを問わず様々なバイクをベースにカスタムを手掛けてきています。
新たに公開されたカスタムは、ライブワイヤーの持つ走行性能や優れた航続距離はそのままに、Moto Adonisの個性とユーザーのアイディアを投影したもので、作業前にはユーザーの描く形をPhotoshopでデザインし了承を得た上で作業を開始。
純正のプラスチック外装を取り外し、アルミ製のワンオフ(一点もの)パーツへと変更することでイメージを一新しています。

今回のカスタムバイクについて、Moto Adonisは次のようにコメントしています。
「このカスタムを製作するにあたり、私たちは4カ月でバイクを完成させなければならないという課題を抱えていましたが、素晴らしい職人チームを結成することで課題をクリアできました。
このカスタムでは未来的なパーツとして、ボディワークとシートにスマートフォンで操作可能な数個のLEDライトを取り付け、気分に合わせて色を変えることが可能になっています。
また、火傷などの危険性やトラブルを回避するため、充電ドックやスピードメーターなどの部品は純正をそのまま使用していますが、クールでありながら機能的となるように配線や充電ケーブルは新たにデザインしたシート部へと収めています。
電動バイクでカスタムを製作したのは初めてのことでしたが、機会があればまた作りたいと思っています。ガソリンエンジンを搭載した従来型のモーターサイクルも私たちにとって格別なものですが、電動バイクのパワー感や、異なる種類のサウンド、経験は、本当に特別なものです。このビーストに乗ったら、きっとあなたも“これはすごい!”と共感してくれるでしょう」。
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昨今、世界各国でカーボンニュートラルに向けた取り組みが進んでいますが、カスタムの世界においてもその波は着々と迫っているのかもしれません。
【了】