ほろ酔いで人生上向き!? 悲劇の先に光を見出す感動の人間ドラマ『アナザーラウンド』

北欧の名優、マッツ・ミケルセン主演最新作。「常に酔っていれば仕事の効率が上がる」というとんでも理論を実践した教師の悲喜交々を描く『アナザーラウンド』が、2021年9月3日(金)より全国公開されます。

「酒は飲んでも飲まれるな」

 北欧の至宝と称される名優、マッツ・ミケルセン主演最新作『アナザーラウンド』。2021年4月に開催された第93回アカデミー賞で監督賞を獲得し、多くの映画ファンが待ちかねていたデンマーク発の傑作が、ついに日本公開を迎えます。

(c)2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.

 今回マッツが演じるのは、やや疲れたオーラを放つ冴えない歴史教師マーティン。精彩を欠く授業は生徒たちからも不評で、家に帰っても家族とは会話も弾みません。人生にうっすら行き詰まりを感じていたマーティンでしたが、あるとき同僚たちとの会話で「仕事中に一定量の酒を飲み、常に酔った状態を保つことで仕事の効率が上がる」という某哲学者の理論を証明してみようと約束します。

「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つ」など、いくつかのルールに従って少しずつ“飲酒で授業”を実践してみたマーティンたちは、その抜群の効果に驚きを隠せません。生徒たちからは尊敬され、家族との絆も再び深まったことで飲酒のポジティブ効果を確信したマーティンでしたが、案の定アルコールのダークサイドに飲み込まれてしまい、最悪の事態を招いてしまうのでした……。

 本作の監督を務めたトマス・ヴィンターベアとは、自身にカンヌ国際映画祭主演男優賞をもたらした『偽りなき者』(2012年)以来の再タッグとなるマッツ。どちらも“枯れた教師”、“身近なものの悲劇”という共通項がありつつ、本作は最後に光を見いだせるヒューマンドラマに仕上がっていて、晴れやかな気持ちで劇場を出ることができるはずです。

(c)2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.

「酒は飲んでも飲まれるな」という教訓はもちろん、ラストシーンの“マッツのダンス”も必見の『アナザーラウンド』は、2021年9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほかで全国公開です。

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