超人気シリーズ新章の幕開け! さらなる恐怖を描く『スパイラル:ソウ オールリセット』
2000年代以降のホラー映画に多大なる影響を与えたサバイバル系ホラーシリーズの新章が待望の公開。ミステリーとホラー、スリルとサスペンスに満ちた『スパイラル:ソウ オールリセット』が、2021年9月10日(金)より全国公開されます。
伝説的シリーズが大作ホラーとして蘇る
見知らぬ者同士が密室で鎖に繋がれ、傍らにはノコギリ……。映画ファンならば、このシチュエーションを聞いただけでサバイバル系ホラー映画の金字塔『ソウ』シリーズを思い出すことでしょう。斬新なアイデアと過激な残酷描写で大ヒットを記録した同シリーズは、2000年代以降のホラー映画におけるアイコン的存在となりました。

そんな伝説的シリーズが、2004年の第1作目から17年、シリーズ最終作『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017年)から4年を経て、待望の新章『スパイラル:ソウ オールリセット』としてスクリーンに還ってきます。しかも、単なる続編やスピンオフ等ではありません。主演にクリス・ロックやサミュエル・L・ジャクソンというビッグネームを迎えた、まったく新しい『ソウ』の誕生を予感させる、シリーズで最も大規模なホラー大作として蘇るのです。
しかも、かねてから『ソウ』シリーズの大ファンだったというクリス・ロックは製作総指揮も兼任し、自らのアイデアを作品に盛り込んでいるとのこと。このファン目線によって往年のファンにもアピールしつつ、低予算ホラーのイメージを完全に脱したスター映画としての貫禄で、過去作を知らずとも問題なく楽しむことができる内容となっています。さらに監督は、シリーズ中でも特に評価の高い2~4作目までを手がけたダーレン・リン・バウズマンですから、長寿シリーズながら安心して観ることができるでしょう。
何かを犠牲にして生き残るか、諦めて命を落とすか……。過去シリーズでは、謎の存在“ジグソウ”から突きつけられる練りに練られた殺人ゲームを軸に物語が展開しましたが、本作では模倣犯と思われる存在が暗躍。しかし残虐性はこれまで以上で、思わず目を覆いたくなるような残酷映像が満載です。そこに『セブン』(1995年)のようにスリリングな刑事ドラマとしての要素が加わることで、単なる過激ホラーにはない深みを味わうことができます。

謎の猟奇犯の真の狙いは何なのか? ミステリーとホラー、スリルとサスペンスに満ちた『ソウ』シリーズ新章『スパイラル:ソウ オールリセット』は、2021年9月10日(金)より全国公開です。