カラッと笑えるドタバタ三角関係スピリチュアル喜劇『ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません!』
妻を亡くしたベストセラー作家と、霊媒師によって呼び戻されたその妻、そして後妻との三角関係を軸に展開する、ドタバタ喜劇&ロマンスコメディ『ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません!』が、2021年9月10日(金)より全国公開されます。
(死んだ)元妻と今妻との不思議な三角関係
1941年に初演されたノエル・カワードの名作戯曲「陽気な幽霊」が、80年の時を超えて現代に蘇りました。その名も『ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません!』は、妻を亡くしたベストセラー作家と、霊媒師によって呼び戻されたその妻、そして後妻との三角関係を軸に展開する、シックでエレガントなコメディ映画です。

主演を務めるのは、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」(2010年)でスター俳優となったダン・スティーヴンス(2014年の『誘拐の掟』で兄弟役を演じたボイド・ホルブルックとそっくりなので混同注意)。共演は『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)ほかで「M」を演じたオスカー女優ジュディ・デンチ、『お買いもの中毒な私!』(2009年)のアイラ・フィッシャー、そしてお笑いセンス抜群のコメディエンヌとして夫ジャド・アパトー監督作品などで活躍するレスリー・マンです。
スティーヴンス演じるチャールズは売れっ子作家ですが、絶賛スランプ中。そんな中、デンチ演じる霊媒師マダム・アルカティに依頼して7年前に事故死した妻エルヴィラ(マン)を呼び戻します。実は、彼の手がけた小説は全て、生前のエルヴィラのアイデアで成り立っていたのです。しかし、藁にもすがる思いで元妻(の霊)と再会したチャールズは、ルース(フィッシャー)という女性と再婚済み。なぜかチャールズにしか姿が見えない幽霊のエルヴィラは、現状にショックを受けつつも夫に協力しますが、この世にいられる期限は刻一刻と迫っていて……。

レトロできらびやかな衣装と英国のアール・デコ様式の豪邸を舞台に、クスリと可笑しくもじんわり切ない期限付きの再会を描くドタバタ喜劇&ロマンスコメディ『ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません!』は、2021年9月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開です。