次世代スマートヘルメット「クロスヘルメット X1」が更なる進化! 世界で最も正確で簡単なナビを実装
サウンドコントロールと360度の可視性を備えたスマートモーターサイクルヘルメット「クロスヘルメットX1」に、もっとも正確なナビゲーションを提案するソフトウェア、what3wordsの音声入力機能が実装されました。
世界でもっとも正確で簡単なナビ
株式会社Borderlessは、サウンドコントロールとヘッドアップディスプレイ、360度の可視性を備えたスマートモーターサイクルヘルメット「クロスヘルメット X1」に、「what3words」の音声入力機能を実装しました。

クロスヘルメット X1に新たに実装されたwhat3wordsは、もっとも正確なナビゲーションを提案するソフトウェアです。
このwhat3wordsとのパートナーシップによりクロスヘルメットを使用するライダーは、世界中のどの3メートル四方の場所にも、簡単かつ正確に移動することができるため、より素晴らしいツーリング体験ができる可能性が広がります。
what3wordsの位置の伝達方法はとても独創的で、世界を57兆の3×3mの正方形に分割し、それぞれに3つの単語のユニークな組み合わせが与えられています。それがwhat3wordsアドレスです。

たとえばクロスヘルメットを使用しているライダーが、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが見渡せる場所に移動したい場合は、「///usual.trying.highs」と入力するだけで、正確な目的地へのルート案内を開始することができます。
クロスヘルメットユーザーは、ヘルメットの左側面にあるタッチパネルを長押ししてwhat3words音声入力をアクティブにすることにより、この新機能を有効にすることが可能(ファームウェアアップデートが必要)。
そして目的地のwhat3wordsアドレスの3つの単語の組み合わせをヘルメット内蔵マイクに向かって話すだけで、正確なルート案内を即座に開始することができるのです。そのため、通常の住所を手入力するときに発生する、多くのタイプミスやストレスを解消することが可能となっています。
特定の住所は通常のナビゲーションシステムに入力することが難しい場合もあり、世界中にはまだ住所がない場所や、住所情報が不正確な場所が多々残っています。それらも、what3wordsを使用した音声による目的地入力を使用することでより、ライダーは前方の道路に注意を払いながら、安全かつ迅速にルート案内を開始することができるのです。
さらに、クロスヘルメットX1に実装されたwhat3wordsを使用すれば、ハイキングコース、ビーチ、特定の駐車場など、住所のない場所を簡単に見つけることも可能。従来の住所と同様に、what3wordsの住所は連絡先ページやガイドブックにも掲載されており、世界中のホテルの予約確認においても使用されているだけでなく、既にさまざまな自動車メーカーや配車アプリでも実用化されています。
株式会社BorderlessのCEO兼創業者である大野 新氏は、今回のパートナーシップについて次のように述べています。

「今までモーターサイクルは、ヘルメットよりも早く進化してきました。クロスヘルメットは最先端の技術を用いて、長年、進化のスピードが遅かったバイク用ヘルメットの安全性に革新をもたらそうとしています。
また、what3wordsの音声入力機能をクロスヘルメットに実装することで、ライディング体験にさらなる革命をもたらそうとしています。
what3wordsのような革新的技術をクロスヘルメットに統合して、世界でもっともスマートなバイク用ヘルメットの開発を続けられることは、私たちにとって本当に光栄なことです」
what3wordsのCEO兼共同創設者であるChris Sheldrick氏は、次のようにコメントしています。
「ライダーにとって、簡単かつ正確なナビがあることはとても重要なことです。
クロスヘルメットのような次世代スマートヘルメットは、ライディング体験を変革するように設計されており、シンプルで簡単なナビゲーションを実現することができます。
クロスヘルメットユーザーは、what3wordsアドレスの3つの単語を音声入力するだけで、これまで以上に正確な目的地に辿り着くことができるようになりました」
なお、現在クロスヘルメット X1は米国、カナダ、日本、英国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、台湾で利用することがきます。
【了】