マット・デイモンとベン・アフレックが再タッグ! 巨匠リドリー・スコット監督作『最後の決闘裁判』

マット・デイモンとベン・アフレックが24年ぶりにタッグを組み、巨匠リドリー・スコットがメガホンをとった歴史ミステリー大作『最後の決闘裁判』が、2021年10月15日(金)より全国公開中です。

親友タッグが歴史の謎に挑む実話ミステリー

 ご存知リドリー・スコット監督の最新作『最後の決闘裁判』は、俳優マット・デイモンとベン・アフレックが、アカデミー賞受賞作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)以来、24年ぶりに出演・脚本でタッグを組んだ話題作です。

『最後の決闘裁判』(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 本作は1386年、百年戦争さなかのフランスを舞台に、実際に執り行われた同国史上最後の“決闘裁判”に至る、世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー。騎士ジャン・ド・カルージュの妻マルグリットが、カルージュの盟友であるジャック・ル・グリから乱暴されたと訴えますが目撃者はおらず、ル・グリも容疑を否定。しかし妻の言葉を信じたカルージュは、国王であるシャルル6世に“決闘裁判”を願い出ます。

 本作のメインキャストはカルージュ役のデイモンとシャルル6世役のアフレックに加え、『スター・ウォーズ』続三部作(2015-2019年)で知られるル・グリ役のアダム・ドライバー、そして『フリー・ガイ』(2020年)で世界的な知名度を獲得したマルグリット役のジョディ・カマーなど豪華な面々。

 物語は、カルージュとル・グリ、そして双方の中に存在するマルグリットの視点によって描き分けられています。デイモンが黒澤明の『羅生門』(1950年)からの影響を公言している通り、視点を分けることで分かりやすい真実を提示しない“曖昧さ”も本作の重要なポイント。いまだに真相不明とされる歴史的スキャンダルに、新たな視点を持ち込んだ意欲作なのです。

『最後の決闘裁判』(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 デイモンとアフレックは、これまで男性視点でしか語られてこなかった史実を現代に描き直すうえで、『ある女流作家の罪と罰』(2018年)で第91回アカデミー賞の脚色賞にノミネートされたニコール・ホロフセナーを招き、脚本の女性視点のパートを任せたそうです。そして、登場人物それぞれの中に存在する別の女性像という難しい演技を見事に成し遂げたジョディの才能が、何百年も前の史実を“いま”観るべき人間ドラマに押し上げたとも言えるでしょう。

 ジョディ・カマーは『フリー・ガイ』でドゥカティのストリートファイターV4Sにまたがり凄まじいアクションシーンを披露していましたが、今回は歴史ドラマなのでバイクは封印。ともあれ、彼女がスターの階段を駆け上がっていく姿も眩しい『最後の決闘裁判』は、2021年10月15日(金)より全国公開中です。

『最後の決闘裁判』予告編

【了】

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