『高梨はづきのきおくきろく。』 フランス生まれのお洒落なスクーター「プジョー・ジャンゴ」に試乗

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』の掲載日です。長い歴史を持つフランスの老舗メーカープジョー。そんなプジョーのお洒落なスクーター「ジャンゴ」に試乗します。

フランスの街を一緒に駆け抜けたくなるジャンゴ125

 みなさんこんにちは!高梨はづきです。今回試乗するバイクはフランスからやってきたお洒落なスクーター!プジョーのジャンゴっていうんだけど知ってる? ジャンゴの中でも一番人気カラーのドラゴンレッドをお借りできたので、試乗させてもらったよ!

プジョーのジャンゴ125に試乗するよ

 さて、プジョーってあまり聞き慣れないそこのあなた! エンブレムがライオンになっているクルマを見たことない? わたしも見かけるたび「あれどこの車なんだろう?」と思っていたのだけど、今回ジャンゴ125をお借りして初めて身近に感じたメーカーなんだよね。聞いてみると、フランスからやってきたというではありませんか。フランスといえば花の都パリがあるファッショナブルな国…それだけでおしゃれそうに感じるのはずるいなぁ~!

 遠くフランスの道路事情はというと石畳の道が多いみたい。映画ミスタービーンのワンシーンを思い出してみると、確かに石畳ばっかりだった印象。そんな事情もあって、フランスでは悪路でも扱いやすいスクーターが人気があるんだとか。反対に、路地に至るまでインフラが整って凹凸の路面が少ない日本ではどのくらいの性能を発揮してくれるんだろう?

銀のラインが車体の真ん中を通りシャープかつスタイリッシュさを演出

 まずじっくりと車体を眺めてみると、中の部品がほぼ見えないことに気づく。日本のバイクだと、エンジンやマフラーなど、どこかしら部品らしき中身がお目見えすると思うのだけど、ジャンゴはマフラーの上ギリギリまでカウルが覆っている。さらに、銀のラインがお尻からフェンダーまで、ゆるいアーチ上にデザインされていて、シャープかつスタイリッシュさを演出しているように感じる。

フロントレッグシールドインナーには、スマホなどを入れるソケットが装備されています

 フロントレッグシールドインナー(ハンドル下の収納ポケット)は左右にあって、左側に給油口、右側にスマホなどを入れるソケットが装備されているんだけど、むき出しになっているわけではないので、車輌のデザインを全く邪魔してない。

 パーツひとつひとつが丁寧に作られていて、高級感を感じることができるのもポイントのひとつ。鍵にまでプジョーのエンブレムを施してあるので、キーケースなんかに入れていてもこれがまさかスクーターの鍵とは思えなくてとても美しい。

ジャンゴの中でも一番人気のツートンカラーを採用している「ジャンゴ150」

 このジャンゴ125はジャンゴの中でも一番人気のツートンカラーで、下半分がレッド、上半分がオフホワイトの品のあるカラーリング。どこから見ても隙のないお洒落な風格。足を置くスペースでさえストライプ柄かと思いきや、それがまさか滑り止めだと思わせない繊細さも高評価。ジャンゴのデザイナーは視覚設計の天才か…! オプションでスクリーンを付けられるんだけど、それもデザインを邪魔しないアクセサリーになっている。もう全てが心奪われるオシャかわいさで試乗前からメロメロになってしまった。

 メーターは白の文字盤にスカイブルーの文字で、カルピスのパッケージのような爽やかな文字盤。デジタル部分には、時間表記と気温とオドメーターが設定されています。

 車体の大きさは、小柄な女性には少々大きく感じるかもしれないけど、特に扱えなさそうな不安を抱くほどでははない。50cc原付の1.5倍くらいの大きさで、50ccバイクが小さいと感じる人はこれくらいが丁度いいと思える大きさかも。

足付き性は、深く座ると足が着かないけど少し前にお尻をずらせば、両足とも土踏まずからつま先が着きます

 足付きは、深く座ると足が着かないけど少し前にお尻をずらせば、両足とも土踏まずからつま先が着くくらい。スカートでスクーターを乗る女性を時々見かけるけど、シートが横幅広めに作られてるからタイトなスカートだと難しいかもしれない。ジャンゴ125は、車重が129kgで重すぎず、軽すぎず、倒しても片足で支えられるくらいの車重でわたしでも安心できた。

Uターンなども小回りが効くジャンゴは、スイスイとこなしてくれます

 取り回しはというと、案外小回りが効いてスイスイ。スムーズに発進するし、ブレーキの効きもいい。カーブでの走行も見た目のわりにスポーティに倒せたから、今までわたしの乗ったことのあるバイクで言うとホンダのスーパーカブに近いような旋回性を感じたかな。ウィンカーの音は、カッチカッチというレトロな音が鳴るので、曲がる度なんだか心地よくなってくる。

カーブでもホンダのスーパーカブに近いような旋回性を感じます

 日本、特に都内では凸凹の道を探す方が難しいから、悪路走行を試せなかったのが悔やまれるけど、多少の段差を乗り越えた時にお尻に伝わる振動は少なくて心地よく走っていられたから、悪路でもそれなりの性能は見込めそうだったかな。お洒落で可愛いから、おしとやかに乗るのもいいけど、車線切ったり曲がったり粗く乗ってもしっかり付いてきてくれるから楽しかったな。

 ちなみに、初めて二輪のバイクを出し始めたのはプジョーのジャンゴと言われているみたい。驚いた…めちゃくちゃ歴史あるメーカーだ…!

 第二次世界大戦後には社会進出が進んで、手頃なスクーターが世界的ブームになったんだって。そんな中、発売したてのジャンゴは三丁目の夕日(映画)に出てきそうなレトロ感満載!

プジョー創業210年を記念したロゴ入りのジャンゴも販売されています

 今、プジョーは創業から210年を記念して、記念ロゴ入りのジャンゴを10月に限定車50台のみの販売で日本に迎える予定なんだとか。形は昔の面影を残したようなネオレトロなスクーター。パールホワイトカラーがまた気品あふれている。このカラーも人気色だから、車体全体に施しているジャンゴは速攻売り切れそうだなぁ。

ジャンゴが展示されている店に立ち寄った時、ジャンゴと70年代ファッションが合っていて可愛かった

 ジャンゴが展示されている店に立ち寄った時に見た、70年代ファッションのモデルさんが写ってるポスターがとっても可愛くて、次ジャンゴに乗る機会があったら、あのポスターのようなレトロな恰好で乗ってみたいなぁ。

 普段の足代わりとしては勿論なんだけど、バイクをアクセサリーとしてファッショナブルに乗るのもまた、楽しみの一つになるからいいかもしれない。

高梨はづきのhapiちゃんねる

【了】

【画像】PEUGEOT MOTOCYCLES「ジャンゴ125」の詳細を画像で見る(19枚)

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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